閉じる
表示設定
目次
「In My Hand」
メールを送ってから
再び日常の生活に戻るために
ルーンを引く決心をした
ほぼ１週間ぶりに
ルーンを入れた黒い袋を手にした
本当は…
ずっと怖くて触れなかった
引いてしまうと
「真実」を突きつけられそうで
一番聴きたくない
「本音」が聴こえてしまいそうで
罪悪感という「真実」
選択に対する「後悔」
向き合うことに対する「恐怖」
……
「マンナズ」正位置
それを見て 涙がこぼれた
人 自己
この世にありながら この世に振り回されないこと
過ぎ去ろうとしているものに注意を払うこと
一点で向かい合った２つの「ウンジョー」
喜びのルーン
それが
あなたの言葉なのだろうか
あなたからの言葉なのだろうか
本当に…？
誰もいない部屋で
ひとつだけ手の中に残った小さなルーン
今もそのルーンが語り続けている
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます