月齢5.2の月が

暗闇の中にくっきりと見えた

雨があがり何もかもすっかり洗い流された空に

星たちに守られることもなくただひとつで輝く

孤独な月

そんな月を頂きながら帰路についた

月に見守られながら家路についた

月に向かって走り

月と寄り添うように走る

久しぶりに見上げた月は

ウィンドー越しに見ても何とも言えない美しさ

心の変化を自覚しながら

やはり月には「魔力」があると思う

人の心を動かしてしまう何かがある

心の中に「女司祭」カード

次に「欲望」のカードが浮かんだ

この月とカードを使って瞑想したら

それこそ戻れなくなりそうだ

そんな神秘の月が天空で微笑んでいた

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