2nd「セカンドリームパーティー」
01.それからは
新しい太陽が昇ってきた
終わるようで始まる日を連れて
前世で言い残した言葉も
今や宇宙のどこかに
叶わずに消えていった夢に
さよならを言って別れたかった
当たり前なんてこの世にないって
はじめからわかってたらよかったのに
そうやって僕らは歩いてきた
その手を繋いだままでいれば
君がどこにいてもわかるから
僕の魂は二度と凍えないから
心を霞めないで
誰かを愛するために使ってよ
何もかも疑ったりしないで
繋ぎ止めようよ誰かと
夢ならもうここにはない
無駄に動き続ける心臓
こんなのもういらないよ
そうやって君は歩くのを止めたね
息を吸うのを止めようとしたね
でも ちゃんと君は待ってるはずだよ
流されてなんかないはずだよ
自分をしっかり持ってるんだよ
後からたくさん受け継いだはずだよ
歩き方忘れたら
人としての生き方を忘れたら
恥ずかしがらないで僕に聞いてよ
ずっとそばにいると誓ったから
命の灯を消さないで
その開いた傷を閉ざさないで
君の笑顔をほら ちゃんと見せてよ
隣には僕がいるでしょ
後ろを向けばこんなに
その手は誰かと繋がるため
その心は誰かを愛するため
その命は誰かと生きるため
他でもない 君がつくった
そうやって僕らは歩いていく
心に雨ばかり降らせながら
つまづいて転んだとしても
何度も立ち上がる君でいてくれ
君から君を消さないで
何もかも失くなったら終わりさ
夢の一つも見られやしないの
それは自分を嫌いでいるから
少しくらい愛してみろよ
それからの僕らは幸せを
噛みしめてまた歩いていく
二人で夢を歩いていく
長い夜はもう明けたよ
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