第39話 いらなかったものたち 前半 紙おむつ
トイレに間に合わないことだってかあるかも、と看護師さんに言われて恥ずかしながら入院中、紙おむつのパンツタイプを使う申込書に記入。他にもパットの大・小も用意されていた。タオルもパジャマもみんな申請書を書いてもらった、息子に。ああ、なんでも申し込まなきゃいけないんだな、と思いつつ、痛い時に自分で書くのは苦痛だなと思い、クリスマスに遊びに行く前の息子に感謝感謝。クリスマス、男友達と都会の温泉施設に行くらしく、時間はどうでもよいから、といってたが、男ばかりでおふろで楽しいのかな?なんてつっこみたくなった、が、怒られそうだからやめた。
話はもどして、パンツの替えを持ってきてもらうのは、ちょっと大変かな、と思い紙おむつを利用。やはり、こういうものは、実際そこでオムツとして利用しなかった。やはり、この年でも尊厳があり、排泄は自分でやりたいのだ。歩行器使って、斜めになって、会う看護師さんみんなに、心配されつつ、トイレに行く、そして便座にすわる苦行をおこなっていた。ぜったい紙おむつでするのはヤダ。
冬だからか、紙おむつは意外にムレなかった。昔、子供達は、夏場、紙おむつでおしりがアセモみたくなってかわいそうだったので、万が一のためのぬり薬も自宅から持ってきてもらったが、そんなことはなく、逆にパンツいっちょうよりあったかかったかも。私みたくトイレに行くのがキツイ状況になった場合は、保険だと思って使ってみるのもオススメする。
で、心配だから、家に帰って利用するのに、紙パンツを少し通販で購入したが、不要だった…。もう一人でトイレに行けるもん!でもまたこんなことになったら、と思い、しばらく置いておくことにした。
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