第8話 祖母の姉に贈る短歌

きらきらとかがやく貴女の瞳には九十幾年時代が宿る


生きがいを持たらば人はこんなにも強くなるのだなれるのだ


彼岸へと渡った祖母の代わりにはなれないならないでも大事


一年に一回会うか会わないかだからこのひと時は宝玉


死ねないのと言うその唇で祝寿司食べ明日へ向かう


障害を負った子供を持つ身とはどんなに重くつらいだろうか


子をちゃんと見送るまでは生きたいの逆縁を望む祖母の姉


不幸にはいろんな種類があるけれど幸せの味も沢山


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