第10話 もっと私以外に目を向けてほしい
突き放しても、突き放しても、くっ付いてくる母親にもう私は疲れました。
もう毎日、家に来ようとする母親の行動に私が精神的限界である事、もういい加減、私以外に目を向けてほしい事を母親に伝えると2日間だけ静かになりましたが、また母親から「もう2日間も我慢したんだからいいでしょ!」と、また、うちに来ようとする電話がかかってきました。
この2日間、私以外に目を向けてくれていたのではなく、ずっと私の家に来たいのをひたすら我慢していたのだそうです。
私はどうすればこの人から解放してもらえるのでしょう。
実家で犬を飼い始めた時は母親の関心が犬に向き、私への干渉は少しはマシになりました。
でも犬が死んでしまった後、更に私への過干渉はひどくなりました。
狂ったように、しつこく電話がかかってくるようになりました。
外で働いた経験の無い母には働きながら主婦業をこなしている私の忙しさを全く分かってくれませんでした。
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