第2話 友達と遊ばせてもらえない

私は子供の頃、親よりも友達と遊びたくて仕方なかった。成長期の子供ならそれが心理的に正常なのではないでしょうか。

友達と遊ばせないようにしつこく付いて来る母親を振り切り、友達と遊んでいたけれど、母親が寂しさの我慢の限界が来たのであろう時は靴を全部隠され、強制的に家に閉じ込められ、外に遊びに行かせてもらえなかった。

高校入学時には、入学用品引替券を母親に取り上げられ、私は仕方なく母親と一緒に入学用品を取りに行くしかなかった。友達はみんな友達同士で行っているのに私だけは母親に引替券を取り上げられてしまったので友達と一緒に取りに行けなかった。

他でも「今日、友達と遊びに行くならご飯はないよ。家に居るならご飯あげるけど」と半ば強制的に友達と遊ばせてもらえなかった事が多々あった。

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