第285話 その群れは
それから数日は各街を駆除して回り、俺はオリヴィアと二人で街と街の間の道を乗降から調べている。
順調に駆除が終わっていたが、最後の街で異変が起こった。魔物が降伏してきたのだ。
なんとなく心当たりがあり、セレーシャを呼ぶ事にした。
今は街の広間で対峙していて一色触発だ。
セレーシャがゲートから出ると
セレーシャ「お前達生きていたのか?我が分かるか?」
魔物「おで、分かる。親分間違いない。おでたちいいつけまもっだ!襲われても人を殺さなかった!体はちがくげどたまひいは同じなのでわがる」
片言だが、何とか頑張って話していた。
確かセレーシャが人になる時に見逃してやった奴らだ。
お互いの代表と今後の事を話す。
実際問題魔物の代表はオークジェネラルで中々強い。知能が劣るがミノタウロスやサイクロプスまでいた。
長く生きた魔物で、知能が芽生えた個体がちょこちょこいた。
「なあ、流石に魔物との共存は厳しいが、彼らが生きる術はないものだろうか?
」
色々な意見が出だが、ホーネットが珍しくちゃんとした意見をいう
「シューマン山はどうですか?あそこは魔物の領土でしょ?」
そう、あっさり決まった
奴らの強さ的には頑張れ。
ば支配が可能なのだ。
一つ約束をした。俺の支配が及ぶ限りあの領域には踏み入らない。
逆に魔物達も山を出て来て人の領域には入らない。
ただ、リーダーに変化の指輪を渡し、人へ化ける手段を与えた。何か重大事項が有れば人里に来る手段だと話しお互い理解して実行する事にした。
とりあえず、あの元魔王を呼び戻す事にした。
彼にはこの街の守り手として配備し、やり直す機会を与えた。
そしてシューマン山に魔物達をゲートで送り出した。
そして、無事魔物の駆除が一通り終わり、国を取り戻した。
数日は周辺の魔物を調査駆除して、安全を確保する事にし、俺は広範囲の索敵をするのであった。
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