第14話 『俺は試されている?』
「ご主人様~~」といって
全裸の金髪美少女3人が一斉に俺に抱き着いてくるのは良いが・・
って
『良いのかよ!!』
って突っ込むのは止めてくれ!!
俺に抱きついた3人の金髪美少女は
3人で俺の顔に3方向から
『バイン』
『バイン』
の撓わに実った双丘を押し付けてきてるんだ!!
それも全裸で!!
当然そんな撓わに実った双丘なんて3方向から押し付けられた俺は
眠ったままのクリスをお姫様抱っこしたままの為に、身動きが取れねえ・・
そんな俺の頭は柔らかな深い双丘の谷間に埋もれ
「く・・苦ちぃ~~い・・息ができねえぇ~」
「むぐっ」
「むむっ」
「ゲホッゲホッ」
うをぉ~~兎に角気道確保だ!!
このままじゃ確実に窒息しちまう!!
『ロケット爆乳の中で窒息死なんて笑えねえ』
俺は藻掻きながら
首を左右に振ってなんとか口だけ、上に向ける俺
『まるで、無酸素状態の水の中でアップアップしている金魚の気分だ』
やっと3人の暴れる柔らかなぼよよん攻撃を掻い潜りやっと喋れるようになった俺は
「下着を付けろ~」
俺が大声で叫ぶと
「下着なんてないも~~ん」
「誰も見ていないから此れでいいも~~ん」
「下着めんどうくさ~~い。ご主人様が喜んでくれるから、裸が良い~~」
「下着なら出してやる!!それを付けろ~~!!」
俺は叫ぶなり
『純白のブラジャーとスキャンティーをイメージ!!・・した・・ハズ!!』
「バサバサバサーー」
「バサバサバサーー」
「バサバサバサーー」
「バサバサバサーー」
瞬間天井から降り注ぐ色取り取りの下着の豪雨!!
あっという間に降り積もる色取り取りのスケスケ下着
「俺はこんなスケスケ下着イメージしてな~~い!!」
「うをぉ~下着はもういい~ドレスだドレス!!ふりふりロリータ服出ろ!!」
俺は・・
『またまたやっちまった!!何気なくクリスティーナが着けたふりふりふわふわのロスゴリ・ロリータ服を想像してしまってた~~』
天井から落ちてくる色々なロリータ服
そんなふりふりロリータ服を思わず眺めながら
『こんな服クリスティーナに着せてみたかったな~』
などと・・
思ってしまってた俺
ダガ・・事態は
「ゲホッゲホッ」
「ゲホッゲホッ」
「ゲホッゲホッ」
「ゲホッゲホッ」
「うをぉ~~今度はロリータ服に埋もれて窒息する~~助けてくれ~」
『あ・・止めれば良いんだった!!』
「止まれ!!」
っと言う言葉と共に降り注いでいたロリータ服の豪雨は一気に止んだ!!
「やっぱりトラウマはクリスティーナか・・・」
俺の欲望が暴走しちまった結果・・・だな・・
あれ程、気を付けないとと思っていたのに、またまたヤっちまうとはな
『クリスに知られる前にコレを片付けてしまわないと!!』
でもこの部屋一杯に降り積もった下着とロリータ服の山・・どうするよ・・
5人掛かりで着ても一生掛かっても着れやしないぞ!!
って俺も人数に入れてどうするんだよ~俺!!
兎に角、数十着のこして全部、異空間収納庫に収納・・だな
下着とロリータ服を数十着テーブルの上に残して全部異空間に収納!!
そしてアンドロイド達に自分の好みの下着とロリータ服を選んでもらうが・・
「裸が良い~~」
「窮屈~裸が良い~」
「そんな窮屈なのきれな~~い。ご主人様に私の裸もっともっと見てもらいたいの~」
と全員ブーイング!!
「お前ら全員裸族か~~?」
「服を着ろ!!いえ着て下さい。お願いします。この通りです。クリスにそんな姿を見られたら俺は生きて行けません。だから着ていただけませんか」
ともう拝み倒してお願して何とか着てもらった訳だが・・・
着替える所は成るべく見ないようにしていた俺だが!!
3人の下着姿は正直、全裸の時よりもめちゃめちゃエロい!!
エロいって言うもんじゃない!!超ドキドキ物だ。
このまま何時間でも見ていたい気持ちの俺だったが流石にそんな事は出来ない。
チラッ
チラッ
っと盗み見る?
モトイ
視線に偶然入ってしまった姿にドキッとしただけだ!!
「うわ~この下着も、服も自動調整オートフィット機能付きだ~すご~~い」
と結構3人に好評!!
なんと俺の作った物にオートフィット機能が付いていたとは驚きだぜ。
作った本人もビックリ機能
それにしても、こうしてロリータふりふりのドレスに身を包んだ姿は超~可愛いぞ!
!
何気なく作ったつもりだったのに!!
『思わずドキッとしてしまう』
壁一面に大きな鏡を出してやると、自分の姿を鏡に映して色んな方向に体を向けなが
ら、おかしな所が無いか確認している3人の金髪美少女
『こりゃ~何でも有りのやりたい放題だな』
何でも思い通りに出来る!!
多分・・鬼畜な事や・・むふふな事も思い通り
本能の赴くままに、性欲丸出しで楽しむなんて事も出来るんだろうな。
『そんな奴らにとっては此処はきっと・・天国なんだろうな』
タダな~
クリスがカタコト言葉でジグソーパズルのピースのように言った
『イメージ』
『想い描くもの』
『作る』
『この世界』
『満たす』
『力になる』
『時が満ちるまで』
『時が満ちた時』
『始まりの場所』
『力が無いと叶わない』
その言葉通りならば・・
『此処は多分クリスティーナが俺の為に用意してくれた特別な場所』
そんな特別の場所で、何でも有りのやりたい放題はいくら何でも出来ないからな!!
タダ!!
俺はクリスティーナの事になると、途端に暴走してしまうんだよな!!
『どんな状況でも自分の心を何とか制御出来るようにならなきゃな』
しっかしあの金髪美少女3人とも、何でクリスティーナに似てんだよ!!
多分無意識の内にクリスティーナをイメージしちゃってたんだろうな・・
『結局、俺の好きなのはクリスティーナか・・』
クリスはクリスティーナをこの世界に創造しようとして俺が作った。
しかし、結局作れたのは入れ物だけだった。
でもそんなクリスにも自我が芽生えたんだ。
喜んで良いのか?
クリスにとっては入れ物じゃなくなったって事で喜ぶべき事
でも・・
タダな~カタコトで喋るクリスってまだ感情ない感じで調子くるうんだよな
あの3人作った時、クリスの反動は出ちゃったのかな?
クリスと正反対なくらい超~ウザイ位に騒がしい奴らになっちまったよ。
どこでどう~間違えちゃったんだろうな?
命令に忠実に動くアンドロイドとして作ったハズ・・なんだがな・・
相当に無自覚のエロエロ攻撃かけてくるんだが・・
『これって俺はクリスティーナに試されていのか?』
有り得るな!!
どんな状況でも振れない心を持て?って事なんだろうか?
そうだな!!
それくらい、変わらない心で、一心にクリスティーナを思い続けてなきゃ到底
『始まりの場所』
なんて戻れるはず無いよな!!
此れは
『俺への試練』
なのかもしれない!!
それはそうと3人とも騒がしくって、延々と騒いでいそうだぜ。
いい加減止めるか・・
「クリスが寝てるんだ!!3人とも少し静かにしてくれるか?」
と俺が3人に声を掛けると、3人とも自分の事に夢中になっていたみたいで
俺の方を振り向いた瞬間
「ご主人さま~~」
「ご主人さま~~」
「ご主人さま~~」
俺の方に走り寄ってくる。
俺は3人に視線を向けながら
「3人とも、このままじゃ誰が誰だか解らないから3人に名前を付けるぞ。左から順番に『アイラ』『アンジェ』『アリア』にしようと思う。どうかな?もし希望があれば言ってくれ」
と言うと
「アイラ・アイラ・アイラ・・ご主人様、凄く良いです今後アイラと及び下さいませ」
「アンジェ、凄く気に入りました。ご主人様私の事はアンジェとお呼び下さい」
「ご主人様では私はアリア、今後私はアリアとお呼び下さいませ」
と低頭に3人揃って頭を下げてくる。
人に名前なんて付けた事無いから、思いつくままに付けてしまって不安だったんだが気に入ってもらえて良かった。
「俺の事は裕翔と呼んでもらって構わない。そして疲れて眠ってしまってる俺に抱えられているのがクリスだ。アイラ・アンジェ・アリアこれから頼むな」
「承知しました裕翔さま」
「裕翔さまよろしくお願い致します」
「裕翔さまいっぱ~~い・・・しましょうね~」
おいアイラ肝心な所が声が小さすぎて聞こえなかったが・・何をしようとしてるんだ?
ちょっと・・・不安・・かも・・
襲ってはこないよな?な?
しっかし、一気に3人も賑やかなのが増えてしまったな!!
これから何かと、騒がしくなりそうだ。
つづく・・・
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