テルマエ・ロマエ パート1


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「テルマエ・ロマエ」シリーズ第一弾。

ストーリーは、以下の通り。


ストーリー

古代ローマ時代。大衆浴場テルマエづくりの職人ルシウスは、新しいテルマエのアイデアに悩んでいた折り、現代日本にタイムスリップ。

その文化に感動してマネをしたものを、古代ローマに持ち帰って名声を博す。

ところが彼は、親友に妻を寝取られてしまった。

傷心の彼のもとへ、皇帝ハドリアヌスから、新しいテルマエを作って欲しい、という依頼が来る……


感想

顔の濃い阿部寛が、古代ローマ人を好演。ラテン語もペラペラしゃべっちゃって、なりきってます。

日本人に対して「平たい顔族」、と侮っていたルシウスが、

進んだ日本の技術にうちのめされるのが、

コミカルで傑作。

ハドリアヌス帝を演じているあの人は、

テレビドラマ『マグマ大使』で悪役ゴアを

演じていたあの方では、と思うわけです。

この人も、いつ見ても、濃い人だ。


話自体は、日本人の劣等感をみごとに逆手に取り、文明批評的な話もあって、そこはかとなくアカデミック。しかし全体的に明るいタッチです。


いつも浴場の水から飛び出すルシウス。

「美しい肉体だ」

と思ったのは、ナイショです。

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