ゲーム論

ツイッターで、ザマスママ(教育ママ)が子どもに向かって、

「寝る間も惜しんでゲームをする暇があったら

寝る間も惜しんで勉強しろざます」

と言っている4コマ漫画を見て、

吹いてしまいました。

これって、昔、テレビを敵視していたPTAと変わらん論理だわ。


昭和30年代、40年代は、

テレビばっかり見て読書しない、という論調が世間を席巻し、

「一億総白痴化現象」

とまで言われていました。

漫画を敵視したPTAが、圧力をかけたのも、この時代です。

それが、いまでは、漫画やアニメは日本の文化だそうで。

お金が儲かるとなったら、日和るんだね(笑)


時代は進み、時は21世紀。

『テレビを見よう』、と『テレビで』いうコメンテーターがいます。

テレビの放送が、つまらないので、

視聴者がネットに流れている現状があるのですが、

それをなんとかしよう、という気はまったくないのです。

まあ、法律がジャマをしている、という側面はあるけどね

(ほとんど『図書館戦争』を連想させる法律が

まかり通ってるもんな)


閑話休題。

タイトルであるゲーム論を展開します。

スマホアプリに夢中の若い子を見てると、

時代の変化を実感します。

コミュニケーションの手段として、ゲームを使うのはアリですし、

じっさい、Pokemon GO では、シニアと孫の共通の話題になってる、

という報告もあります。

ザマスママは、ゲームを敵視しすぎです。

ただ……、

それに振り回されたくはないですね、わたしは。

しょせん、コンピュータ・ゲームって、他人から与えられたものですから。

ユーザーがお互いに、創造性を引き出すスマホゲームがあるのなら、

ザマスママも、あまりガミガミ言わないかもしれない。


ゲームは魅力的ですし、つぎつぎ事件が起こって面白いけど

それに溺れちゃうのは、こわいです。

自分の夢がゲームの中で叶えられるとしても、

地に足をつけて、コツコツ自分の足でのぼっていきたい。

……ときどき、疲れて弱音も吐くけどね。

杖をかりたり、背負われて行ったりすることもあるけれど、

さいごは自分の足でのぼらなければならない、とかなんとか言ったのは

ゲーテだったかなぁ。

次々と、登るべき山が出てきてうんざりしますが、

身の丈に合った賞をもらいたいものです。

できれば、朝読賞、いただきたいです(w


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