祈り ⅷ

あなたより 後ろにいたのに


気遣われ


黙ってコクリと うなずいた


今まであった 覇気もなく


微笑み そうかと 良かったと


その優しさを いつまでも


見ていたいのだと 手を伸ばす


傷は癒えまた 歩き出す

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