ヤドオイ

外で夕食を食べ次第


ボクは帰宅する


ゆらゆら歩いて


同じ“ヤドオイ”たちが集まる広場に向かう


既に両手に治らない程の“ヤドオイ”たちが


広場を埋めている


端っこに隙間を見つけたボクは


いそいそと背負った宿具の中に入る


見た目はそんなに大きくないが


中は意外と広いものだ


四畳半ほどあるスペース


主に仕事と睡眠はここで済ませる


始業までのんびり寝転がる

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