飛翔艦(ゲルゼリア王国)

飛翔戦艦ゲルゼリア

ゲルゼリア...Gelzeria


全長(奥行き):1,902.0m

     全幅:400.5m(変形時は最大1,000mにも上る)

     全高:505.5m

     重量:2,925,000t(満載排水量)

   装甲材質:メルダー合金

    動力源:クライン結晶型反応炉(特大サイズ)×4

   推進機関:大型ロケットエンジン×25

     艦タイプ:超級戦艦



〈概要〉


 本来の目的はゲルゼリア王国防衛のために建造された超級戦艦。

 白を基調に、赤や金で装飾されている。


 過剰なまでの武装やAdvancerアドヴァンサー搭載能力を有している。

 特にAdvancerアドヴァンサー搭載能力は、210機にも上る(垂直に3つ並んだ格納庫を有する。1つにつき70機収容可能。高さは上から30m、30m、40m)。


 実は真の建造目的は「有事の際に王族を乗せて逃がすため」。

 紆余曲折はあったものの何とかアドレーネだけは本艦に搭乗させ、無事に逃がしている。


 現状では「ゲルゼリア王国唯一の領土」と化している。

 そのため、本艦は『ゲルゼリア再興の希望の象徴』でもある。


 ベルゼード帝国軍の付けた渾名あだなは“巨鯨きょげい”。



〈武装・装甲〉


●500mm3連装砲×7


 艦橋の前方に3連装砲を5基、後方に2基配置している。計21門(3連装×7基)。

 主な打撃を担当する。


 前にある砲から順に1番~7番主砲となる。


●225mm3連装砲×23


 副砲(実弾兼ビーム砲)。「第一副砲」と呼ばれる。

 1~7番主砲塔後方に1基ずつ、左右両舷にそれぞれ8基(小計16基)配置している。


 前にある順に、主砲塔後部にあるものが1~7番、左右にあるのは左が偶数(8, 10, 12, 14, 16, 18, 20, 22)番、右が奇数(9, 11, 13, 15, 17, 19, 21, 23)番となる。


●200mm単装レールキャノン×16


 副砲その2。「第二副砲」と呼ばれる。

 1番主砲塔前方及び3番主砲塔後方に1基ずつ、左右両舷にそれぞれ7基(小計14基)配置している。

 駆逐艦や軽巡洋艦クラスならば、命中箇所次第で1発撃沈可能。


 前にある順に、主砲塔後部にあるものが1~2番、左右にあるのは左が奇数(3, 5, 7, 9, 11, 13, 15)番、右が偶数(4, 6, 8, 10, 12, 14, 16)番となる。


●30mmCIWS(実弾)×90


 近接防空システム。

 飛行する構造上、船体下部にも配置されている。


 配置数は、船体上部に60基、下部に30基である。

 連射速度は6,000発/分。


●30mmCIWS(ビーム)×90


 近接防空システムその2。

 飛行する構造上、船体下部にも配置されている。


 配置数は、船体上部に60基、下部に30基である。

 連射速度は3,000発/分。


●VLS×512(ミサイルの数は4,096発)


 垂直発射ミサイル。8セルを512基配備している。

 種類は対空・対船・対地と自由自在。


●5,000cmビーム砲×1


 本艦の切り札。艦首に装備されている。

 ほとんど全ての動力を回す必要があるレベルのエネルギーを消費するが、敵の超級戦艦と正面から撃ち合っても押し勝てるだけの威力を有している。

 なお、拡散モード(単位面積当たりの破壊力が落ちる代わりに広範囲)と収束モード(範囲が狭い代わりに単位面積当たりの破壊力が大幅上昇)の切り替えが可能。


●光防壁


 本艦の防御兵装。いわゆるバリア。

 全体的にもピンポイントにも展開可能。


 なおビーム砲は、「内側から外側に放つ」条件に限り素通しする(つまり防壁を張りながら攻撃も可能)。


●変形機構


 船の形状を変形させ、底部を平坦にする。パターンは通常形態・待機形態・加速形態の3種類。

 係留時(待機形態)や加速時(加速形態)に用いるが、60秒ほどの時間を要するため戦闘時にはほぼ使わない。


●UAV×(多数)


 偵察用艦載UAV。

 高解像度カメラと自爆用の爆薬を装備している。戦闘用装備としてはまるで役に立たない、偵察専用の艦載UAV。

 動力は極小のクライン結晶型反応炉。


●大型ロケットエンジン×25


 本艦の推進器。

 内部のクライン結晶から生成されるエネルギーを噴射する、外気いらずのエンジン。

 巡航速度はマッハ1(1,224km/h)、理論上最大速度はマッハ3.5(4,284km/h)を誇る。加速形態だと空気抵抗が減少する影響で、さらに速度が増す。

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