18:旬

旬って面白いな。1年に一度だけしか訪れないところがいい。旬の食べ物を食べることそのものもいいけど、旬が来るまで待っている、その時間も美しいし、旬が終わって、また来年だなあと考える余韻もいい。主に食べ物に使われる言葉だけど、人に対して使うときは少しニュアンスが異なる。あの人、今が旬だよねと言ってしまうと、来年はもう居ないだろうと思うのは不思議だ。迎える言葉でもあるし、排除する言葉にもなる。面白いな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る