16 :白くてトロトロした液体
原液への憧れ。これは普通の子供だったら一度は抱いた感情ではないかと思う。全く薄めずに口に含んだ時、口の中はどうなってしまうのだろう?踏み込んだらもう2度と普通の世界には帰ってこれないのだ、とさえ思っていた。親にとっては、とても経済的で、原液の量を調節し、「これがウチのスタンダード」と宣言することで裁量権を行使できる飲み物。お財布にもお腹にも優しい飲み物。夏を知らせる合図、それが、カルピスの正体だ!
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