第61話 経営者は従業員に未来を示せ。

「餃子の王将」が注目されているよね。不景気を乗り切る「オンリーワン」戦略???。

そこの店長さんの日々を追うドキュメント番組もよく放送されてるね。

経営者がたたき上げで、カリスマ性もあり、現場に利益を還元するシステム。

若い店長さんでも「ベンツ」に乗っていたりするよ。

厳しい仕事であることは間違いない。

そんな王将を例にとり、「わが社も王将のようなやる気のある管理職が必要だ!!!」と叫ぶ経営者もいるのでは??。

何処の企業も管理職となれば、「サービス残業」の山。

しかし、それは働く者の意識ひとつで、「やらされている」という強制意識にもなり、また、数値達成のための自主的な頑張りにもなる。・・・・・・・モチベーションの違い。

現場の管理職のモチベーションを上げるには、経営者のビジョンと結果に対しての報償の明確化だろう。

何の未来も見えず、ただ「管理職だからサービス残業しろ!!」「組織につくせ」「仕事と思わず、生業だと思え・・」と言われても、不信感がつもるだけ。

現実的には、そんな経営者ばかりだろう。

人は毎日の生活の為と、目に見える近い将来の為に働くのだろう。

近い将来に対して不安を感じる経営者のもとでは、誰も働かないよね。

今は苦しいが、未来が見えれば、人は「サービス残業」も何の苦もなくするだろう。

でも、ほとんどの経営者は従業員に見せるべき未来を提示できないよね。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る