第48話 意見が通らないとスネる部下

人の好意ややる気を否定するつもりはないが・・。

業務上、すべてのアイデアがその組織運営や仕事の流れにかみ合うとも限らない。

どんな「意見」を取り入れるかは管理職の仕事のひとつでもある。

ある意見や、あの人の意見を採用しなければ、気分を損ねられる・・・みたいな曲がった不安を排除して、ある種、シビアにドライに選別すべきことが必要だ。

しかし、「せっかく意見がでたんだから・・」「せっかくあの人が言うのだから・・」など、「せっかく・・」が大きなウエイトを占めてしまうと、事がややこしくなる。

「せっかく・・」を重視しすぎることは、「仲良しグループ」や「村的」な職場で起こりがち。

「せっかく・・」が、いつかは「エゴ」になり、閉塞的な職場の古株たちの既得権ばかりを守ろうとする状態を招きかねない。

「せっかく・・」の裏には、発言者の「裏のチカラ」が作用する。それは、たとえ職責がパートのオバサンであっても・・。

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