第20話 春のパン祭りで


点数集めてお皿をもらう・・。

毎年、シンプルなお皿だね。

知り合いの人で、ローカルスーパーチェーンに勤めている人から聞いた話。

お客さんが応募台紙をもってきて、お皿と引き換えるらしいけど、品切れを起こさないように、メーカーから少し多めにお皿を預かるようだ。

期間が過ぎて、残りのお皿はヤマザキパンに返却するのが決まりらしいが、ネコババする従業員もいるらしい。

パン担当者みたいな人が、残りを仲のいい職場の仲間に分けてる事もあるみたい・・。

ヤマザキに返却したかどうか確認なんてあまりお店の管理者はしないようで、毎年、新しいお皿をネコババするのが恒例行事になっているようだ。

あまり、罪に意識が無いらしい。

酷いケースは、従業員の休憩室で堂々と使っているヤツもいるんだって・・・。

だいたいが、古株のパートのババアらしいけどね・・。

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