Re:ゼロから始める2D格ゲー
神乃 遠近
1 . ゼロからはじめるコマンド入力
はい、はじまりました! Re:ゼロからはじめる2D格ゲー‼
このコラムは誰でも今すぐ格ゲーできる漢になろうっていうコンセプトですが、今回はマジで今日から初めてゲーム買ってきた人向けの内容になります。
今回はコマンド入力のコツ編なので、技出せるならこの章は読まないでいいです。
まず入力できないといけないコマンドは、
『低空ダッシュ:9N6』
『波動:236+攻撃』
『昇竜:623+攻撃』
『真空波動:236236+攻撃』
この四つです。
これらを入力するコツは、方向キーなりレバーなりの最初と最後を正確な方向へ入れること。そしてボタンをゆっくり(※押し方とか押す強さではなく、236なら6方向の入力をした後で)押すことです。
真横まで入りきらないで、斜めに入ってる状態でボタンを押すと技が出ません。
それでもできんという方のために。
以下、より詳細なコツを。
まず低空ダッシュですが、これ実は難しいです。
低ダの入力は9N6。これをレバーで入力する場合——9(斜め上方向)に入れた後、レバーから一瞬だけ手を放し(ニュートラル位置にレバーが戻り)、6(前方向)に入れます。
するとジャンプの硬直が解けた瞬間、キャラクターが空中ダッシュします。
できない場合はほぼ確実にレバーを持ったままだからです。
9、6の間で一度レバーを離す——Nに入れる——ということを意識すればできます。
でも多くの人はアケコン(レバー)じゃなくPS4のコントローラーでやると思うんですよねぇ。
これ、最初の9(斜め上)への入力がPS4の純正コントローラーではやりにくいんですよ。
低ダ出ない場合はほぼ確実に最初の9への入力が入ってません。
これは方向キーの形状の問題なのでどうしようもありません(なのでBBTAGなんかでは〈空中で前+AB〉など〈空中ダッシュコマンド〉が用意されています。この場合地上で〈9+AB〉で低ダできます)。
それでも、意識すれば大抵でるようになるんですが。
パッドの経年劣化や個体差によっては物理的に入りにくい(※9の入力を拾ってくれない)場合もあり、こういったパッドで「ギルティギアしてえな」っていうのは自殺です。
自らの死をエンターテインメントにしようとしている。
入力に関してはコツをつかめば誰でもできるようになります。
ですがコントローラーが入力を拾ってくれないのはどうしようもありません。
立ち回りについては次章で詳しく書きますが、技を出したいときに出せないのは本当によくないので、もしお持ちのPS4のパッドが(残念ながら)斜め入らないしけコンだったら、アケコン買ってしまいましょう!
3000円くらいの安いのもあるんで是非。
※本当にあった恐ろしい話として、力一杯横を押すと何故か真逆の横にも入ってしまい、キャラを絶対にダッシュさせられない凶悪なしけコンにもこれの作者は遭遇したことがあります。
低ダができたら次は波動と昇竜です。
多分初心者が最初につまづく技のコマンド入力(とくに昇竜と真空波動)ですが、レバーの最初と最後をしっかり入れる(波動コマンドなら
そして、ボタンをレバーの後に押すことが重要です。
今までリアルで教えた友達が皆そうだったのですが、初心者はボタン押すタイミングが鬼早いです。
早く入力しようとして焦っちゃうんですな。技が出ない場合、波動なら下に入ってない(急ぎ過ぎて斜め前から入れてる)かボタンが早い(レバーがまだ前じゃなく斜めに入ってるときに押してしまっている)です。
レバー、ってずっと書いてますけど、パッドだと下(昇竜なら前も)に入ってないってことは少ないので、技が出ない原因はほぼボタンです。
ゆっくりでいいです。レバー入力の後に押すということを意識して何度か練習しましょう。意識さえしていれば、わりとすぐにタイミングがつかめますから(これだけボタンを遅らせると技が出ないんだな、というのもわかるようになればなおよし)。
正確にゆっくりを心がけながら、アーケードモードを2周もすれば実戦でも大体できるようになるかと。
※レバーの方へ:それでもできない場合、低ダのときと同じくレバーを持ちっぱなしにしてしまっているものと思われます。昇竜と真空波動では、
——ね? 簡単でしょう?
(……できるようになったはずですっ。これでもできないというか、これ以外の理由でコマンド入れれない奴は今までいなかった……! 皆ができるようになったという前程で次回から知性でeを攻略していきます!)
〜以下余談〜
格ゲーの難しい部分っていうのは「できる人はたまたま最初からできる」んですけど、「できない人は何で自分ができないのかもわからない」ところです。純粋な難易度って大体モンハンくらいです。
アイスボーンでリオレウスを討伐できるくらいの器用さがあったら、実は対戦動画でやってるコンボは全部できる。
でも、その純粋な難易度とは違う難しさがあって……という話。
できない理由がわかってしまえば意識してできるようになれるんですけど、何故できないかわからないから、何を直せばいいかわからずやめてしまうという人が結構いると思うんですよね。
ちょっとできないからやめちゃうっていうのは凄くもったいなくて、俺向いてないなって思ってもそれは知らなくて噛み合ってないだけの場合が多い。
——“e”は、確かに間口が狭くて初心者お断りな部分もあるんですけど、衰退したって何年も言われてたのにコンテンツ自体が終わらなかったのは、それだけ強い魅力があるからだと思うんですよね。実際これ書いてる作者は多分一生格ゲーやり続けるし、それだけ面白いと思ってるから、皆にもやってみてほしい‼ やりかたはここで教えるから‼
というわけで次回から本格的な内容に
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