カナリア

鳴いて欲しい

綺麗な声で鳴いて欲しい

あなたの声に私の心を乗せて

大空に飛ばすから


あなたは

鍵の開かない金庫のように

心を閉ざしたまま


翼の折れた鳥のように

蹲ったままで

心の声を

誰にも聞かせない


でも知っているよ

あなたの綺麗な心

優しさと深き愛

カナリアのように綺麗な声を


あの大空を

あなたの綺麗な

歌声に包まれながら

飛び回る


そんな未来を夢見てる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る