花弁
春の風はあなたの心
溢れる涙は桜の花
淡い夢と心の傷が
舞い落ちて消える
悲しみに暮れる時間が
当たり前にならないように
心を優しく抱きしめて
寄り添い合って生きよう
これからの
傷だらけだというのなら
心の傷を拾い集めて
綺麗な花弁に変えよう
日の当たる道に
花弁を敷き詰めて
心の傷と共に
この
あなたの心に吹かれて
舞い上がる涙の花弁
いつか笑顔を
舞い上げられるように
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