一秒前
小さなこの世界で
何を夢見たの?
何を手にしたの?
夢破れて転げ落ち
痛みに泣き叫んだ
たくさんの涙を流し
たくさんの叫びが
闇の中に消えた
誰にも届かない声は
孤独という鎖で
心を縛りつけ
失敗だらけと呼べる日々は
心を簡単に折ってしまった
それでもまだ生きている
どんなに転げ落ちても
どんなに悔し涙を流しても
どんなに孤独でも
まだ生きている
人生が終わってしまう一秒前に
全ての失敗をひっくり返して
大成功な人生だったと
胸を張りながら朽ち果てる
そんな終わりを夢見ながら
残りの人生を
ゆっくりと過ごしていく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます