夕日

時の流れに傷付いた心を

引き摺りながら涙を堪えて


ビルの谷間に沈む夕日を

寂しい心で見つめていた


愛さえ知らず

孤独を抱き締めて

それでも前を見つめ

歩き続け


心の弱さに負けないと

決めたあの日から

泣くのをやめた


心を幸せで溢れさせる為に

自分の信じた道を歩いて行く


夢に躓いても

転げ落ちても

何度でも立ち上がるよ


そしていつかきっと

夢に辿り着いた時

ほんの少しだけ

涙を流すのだろう

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