ゆめのきろく
けんざぶろう
12月18日
スラム街に捨てられていた俺は、ボロい服を着て毎日掃除などをしてその日を暮らしていた。 仕事が無い日には、ゴミをあさり、残飯などで腹を満たす。
そんな暮らしを幼いころから歳をとり腰が曲がって動けなくなるまで行い、そして死んだ。
だが、周囲は同情なんてしなかった。 何故なら人が飢え死にするのは日常茶飯事な環境だったから。
こうして俺は、誰に悲しまれることもなく、看取られることもなく、死んだことさえ知られることもなくこの世を去った。 ただ、それだけの夢。
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