S9.1 誰でも簡単に勇気が出せる!「勇気は夢を叶える魔法」→無料動画を見る 4月25日
――光綿市 光綿支部紅葉――
帯刀「暇してるご主人様、十六夜くんのカスタム、終わりましたよ」
瀬川「カスタム……?」
帯刀「とりあえず、気狂いの時になんか暇つぶしで切り刻んでたみたいなんですけど、ほら!生きてますよ!」
瀬川「うーん……。十六夜くんはおもちゃではないんだけど……。まあ、生きてるのがカスタムなら、うん。良かったんじゃないかな」
帯刀「違いますよ~。なんか無性に切りたくなった時に私の太刀筋なら無条件でひらひら出来るように概念置換をかけたんです」
瀬川「相変わらず無茶するなぁ……。十六夜くんは大丈夫なのかい?」
十六夜「これで無敵です」
帯刀「そういうことですから、瀬川さん。覚えておいてくださいね」
▶帯刀と十六夜はピースピースしてますね
瀬川「あ、ああ……?」
帯刀「それで……瀬川さん。今日の衣装、どうですか……?いつもと違って露出がないのでつまらないかもしれませんが……」
▶重ね着のパーカーに絶対領域が眩しいです
瀬川「うん。――今日の帯刀くんは綺麗だよ。どこに出しても恥ずかしくないほどに美人だ」
風鳴「まぁ見せれる客はほぼいないわけなんだが。こればかりはどうしようもねーわな」
稲生「――今日は、比較的、普通の衣装、なんですね……。いつも、これくらいなら、いいのに……」
瀬川「いや、もちろん風鳴くんも稲生くんも綺麗でよく似合ってるよ」
稲生「ん……。ありがとう、ございます……」
風鳴「そりゃどうも」
帯刀「むー。まあ、いいです」
花園「…………今日はマトモな格好な方か。おっす、カフェモカ一つ頼むわ」
浅倉「……こんにちは」
元木「……っす。――今日はこっちの路線っすか……」
ハコベ「はーい」
帯刀「今日はかわいい衣装だからぬぎぬぎしましょうねー」
浅倉「ひっ……言うこと聞きますから、ひどいことしないで……。お願いします……お願いします……」
帯刀「そんなことしないんだけどなぁ……。ほら、おいで」
風鳴「大丈夫かあれ?なんかヤバイ現場だったらしいが」
元木「それなりっすね……。イメージムービーよりかはマシだと思うっすよ……」
稲生「う……。あんまり、思い、出させないで、くださいね……」
花園「あー、まあ、結構な目に遭ってたみたいだからなあ……。俺の方は大した事はなかったが」
瀬川「ああ……。英雄が1人殉死する程度には凄惨な現場だったらしいよ。幸い、うちが担当したのは末端だったみたいだけどね」
風鳴「そうか。英雄でも、って現実はなかなか厳しいもんだな。ほいモカ一つ」
元木「――――え?瀬川さん、今、英雄が死んだって……?」
瀬川「そうだよ。よくあること、かな。それに伴って正規員の補充が義務付けられちゃってね」
元木「……そう、――すか」
花園「気付かなかっただけで、先輩方がいたって事は相当やべー修羅場だったんだろうよ」
帯刀「遅延工作はしてたけど、闇を実践しないといけなくなったの。申し訳無いけどね」
元木「例の奴っすか……。望むところっすよ、一人前になる試練なんすからね……」
十六夜「そういえばしばらくやってなかったですもんね」
風鳴「俺以降やってなかったのか。まぁこうなることはねーだろうから安心して挑もうや」
花園「闇なあ……で、今日は誰なんだ?」
瀬川「僕は正直闇なんてものは直視しないでもいいと思ってるんだ。最低限仕事ができればいいと思っていてね。――ただ、裏切られると全滅必至だから。本部はそれを懸念しているんだ」
▶瀬川は手近にいた浅倉にライトを当てます
浅倉「きゃっ!」
元木 「な、なんで先に俺じゃねーんすか!」
十六夜「裏切りと闇に何の関係が……?」
浅倉「えっなんで、そんな。私裏切ったりなんて……」
帯刀「心がよく揺れる子の闇ってね、とても強いの。それだけ可能性があるってことだから」
風鳴「文字通り振り幅がでかいってことか」
元木「――納得っすね……」
瀬川「申し訳無いが、気分が沈んでいるような人間のほうが推測がしやすいんだ。闇に乗っ取られるとね、しばらくは本人として振る舞うんだ。――そして、闇討ちで一人ずつ削っていく」
花園「成程なあ。それで行くと俺みてーな繊細な人間は大変な事になりそうだな」
元木「はんっ」
瀬川「リアル人狼なんてやりたくないしね。僕は非情だと言われようが安全を取る」
帯刀「それにしても黄色ですか……。気をつけてくださいよ?」
▶浅倉に当たって発生した悪鬼は黄色に輝いていますね
十六夜 「まあ遅かれ早かれみんなやるんでしょうし。僕も……」
花園「死なねーように気をつけねーとなあ……」
元木「これでコイツの喚き癖も治るといいっすね」
花園「まあ、なあ。だが、人間持って生まれたモンは変わんねーもんだ」
浅倉「行きます……。この中の私を倒して、私は潔白だって、証明しなきゃ……」
――的確なトリアージ――
▶空間に入ると森が燃えていますね
???「来たね。さあ、殺し合い。――するんでしょ?」
浅倉「あなたが、私……?」
▶少し大人びた浅倉のような黒のハイレグを着て、胸も少し大きくなり髪も伸ばしたお姉さんが、とても大きい機械の上で足を組んでいますね
花園「まあ、なんつーか―――――アリだな」
元木「そうか?少し残念なところがあるようだが」
花園 「分かってねーなー。ちょっと残念くらいでいいんだっての」
元木「なにを知った口を、大は小を兼ねるという言葉を知らんのか」
ガチバトルツム「まあ、そこの私。お前だけは生かしといてやるよ。お前が生きてる限り私はここで遊ぶことが出来る」
風鳴「実際そうなるとはいえ、面と向かって殺し合いっつえる胆力は見習ってもいいかもしれねーな」
十六夜「急に成長して帰ったら瀬川さんはなんていうんだろうなぁ……」
ガチバトルツム「そこの失礼な男共の代わりにコロっと死ぬかもしれないけどなぁ!ミスって殺しちまったらご主人様に忠誠誓ってやるから安心しろよ」
浅倉「自分が勝った気でいるみたいだけど、私はあんたを殺さないと帰れないから。――何があっても殺してやる」
元木「そうだな、アレはあくまでいくつかあるうちの可能性の一つ。可能性がある方を帰さねばならん。怯むなよ」
▶大きい機械をかかとで蹴って起動させ、義腕からレーザーブレードを取り出します
▶パッシブ ガチバトルツム 波動砲(5ターン後に、浅倉紬を除く敵全体に軽減不可固定ダメージ1万。致命傷判定を失敗とする)
▶戦闘前行動 ガチバトルツム ステゴロ希望(自分と敵の回避判定を消滅させる)
▶戦闘前行動 元木 レティ
花園「なんだありゃあ……。あんま長引くとやべーんじゃねーか?」
稲生「……これ、は……。すごく、ヤバそう……」
ガチバトルツム「さあ、殺されるのはどっちか、決めようじゃないか。私はそこの守ってもらう無能とは違うぞ!」
花園「守ってくれる奴もいねーなんて寂しい話じゃねーか」
▶ガチバトルツム すり抜け BDステップ(敵に攻撃を命中させた時、敵対象を変更して同じ攻撃をもう一度行う) 格ステループ(攻撃が命中した時物防を-15する)通常攻撃(13d13)元木稲生
88ダメージ 庇う[《守護者》(鉄壁・きた!盾きた!メイン盾きた!)スライド式携帯電話] 106ダメージ[花園 庇う[《守護者》]スライド式携帯電話][ドラム打ち込み[塩祓・塩祓]]
▶割り込み ガチバトルツム 赤ロック保存(攻撃対象が回復した時、回復をした対象に通常攻撃を行う)攻め継続(敵対象全てが攻撃行動を行わなかった場合、その対象に通常攻撃を行う)
▶足元から蒸気が噴出して一瞬で距離を詰め、義腕のレーザーブレードで引き裂き、回転して振り向けざまに斬りつけ、首元を跳ねつつジェット噴射で鎧ごと溶かします
ガチバトルツム「ごめんね。機動なら止めても無駄だよ」
花園「そうは行くかってんだ!」
ガチバトルツム「耐久レースねえ?それでもいいけど、この波動砲が黙ってないよ」
花園「ぐっ、ダメージもキツいが鎧にヒビが入ってやがるな……。何度も食らってられねえ、とっととぶちのめしてくれ!」
▶浅倉 電子工学で判定 フォトン[特攻魔法 闃然 鏗鏘 ターイナ パラノマル]
51ダメージ
▶花園 剛招ビート[鋭招来]通常攻撃[《大剣の鈍撃》(深赤・辰砂・アグレス・アーンヴァル)] [ドラム打ち込み:隠名]
48ダメージ
▶十六夜 サルビア ミスティリオン[ホーリーライト]塩祓[早歌[塩祓]]
20ダメージ
▶元木 エレメントトラップ[ルーミア][落とし前:結界壁][エレメントボム:ルーミア]
▶タイムカード サルビア リラクゼー
14回復
▶稲生 セージ 通常攻撃[アーンヴァル]
24ダメージ[隠名:8ダメージ]
浅倉「出力最大、ファイアッ!……少しも効いてない。コレじゃダメだ……」
花園 「うおらっ!」
十六夜「僕は僕のできることを……。夏の草原に~銀河は高く歌う~」
元木「デカイだけの機械は役立たずと相場がきまっているものだ!先に終わらせるぞ!!!トラップ!!!」
稲生「……私、も……少し、くらい、なら……!」
▶タイムカード セージ ヒール[リストーロ][呼応反応:ダーク]
17回復[隠名:6ダメージ 10ダメージ] 27ダメージ[エレメントトラップ:44ダメージ 39ダメージ 41ダメージ 39ダメージ]
▶風鳴 釣られクマー 石 投擲で判定[ポケベル・石投げ・アイススリンガー]通常攻撃[アグレス][ドラム打ち込み:塩祓・塩祓]
成功 2ダメージ[魔神剣[足刀蹴り・キルストリーク・アグレス・月はやがて輝いて]弧月斬[属性違うぞ!][魔法剣:ダーク]102ダメージ 16ダメージ[隠名:6ダメージ 15ダメージ 9ダメージ 10ダメージ 10ダメージ][エレメントトラップ:46ダメージ 65ダメージ 50ダメージ 62ダメージ]33ダメージ[エレメントトラップ:43ダメージ 62ダメージ 50ダメージ 53ダメージ][属性違うぞ!] 26ダメージ[エレメントトラップ:63ダメージ 57ダメージ 60ダメージ 58ダメージ][ガチバトルツム:モードチェンジ(致命傷判定を無視して、生命を全回復させる)]
元木「応急処置にもならんか、ルヒ!」
花園「助かった……が、次攻撃受けたら死ぬなこれ」
浅倉「単発がダメなら、手数で削るしか……このぉ!」
風鳴 「やることが決まってるなら、本気で行くぜ!風よ、雷よ!ついでに使えるらしい凍気!まとめてくらいやがれぇ!
元木「ハ、ハァ!呑まれろォ!ダーグゥ!――なんだと?」
▶レーザーブレードが変形して銃に切り替わりますね。肘に短剣が展開され、爪先にも短剣が伸びるのが見えます
ガチバトルツム「へぇ……。様子見しようと思ったが、なかなかだね。少し本気で遊んでやるよ!せいぜい自分の力に溺れる前に楽しませてくれよ!」
▶割り込み ガチバトルツム メタリックボディ(物防魔防10をパッシブに追記)
▶タイムカード セージ リェチーチ[リストーロ・柳浪・裂帛・レタブリスマン]
43回復[呼応反応:ダーク]42ダメージ[エレメントトラップ:57ダメージ 57ダメージ 60ダメージ 55ダメージ]
▶タイムカード 釣られクマー 通常攻撃[足刀蹴り・月はやがて輝いて][属性違うぞ!]
71ダメージ[隠名:9ダメージ 13ダメージ][エレメントトラップ:63ダメージ 54ダメージ 70ダメージ 54ダメージ]
花園「破損は直ったが……ヒビが戻らねえところを見るに、やべーことになりそうだな……」
元木「日和るな!やることはかわらんはずだ!!ダーーーーーグ!!!」
浅倉「さっさと死んでくれればいいのにさ……そんなに喰らいたいならもう一セット持っていきなよぉ!」
風鳴「わりぃがこっちのサポートも頼むぜ!おらぁ!」
▶軽々と攻撃を弾くと、ツムは呆れたようにため息をつきます
ガチバトルツム「はぁ。最初から全力なのは無能とジャンプの漫画しかやらないことなのに」
花園「はー、つえーなあ。どうにもならねー俺とは大違いだ」
▶ガチバトルツム すり抜け BDステップ×3 格ステループ 通常攻撃 十六夜風鳴稲生
96ダメージ[スライド式携帯電話・例大祭カタログ2個] 78ダメージ[花園:庇う[《守護者》] 89ダメージ
▶割り込み ガチバトルツム 赤ロック保存 攻め継続 着地ずらし(HPが500を切ると行動数追加する)
▶踊るように斬りつけつつ、逃げ道を的確に銃で潰し、ビームライフルで打ち抜きます
ガチバトルツム「ほらほら!お前が頑張らないと、ずっと足手纏いのままだぞ!お前のせいで!お前が頑張らないから周りが死んでいくぞ!」
花園「くそがッ!」
風鳴「すまねぇコイ。この分は、あいつにちゃんとぶちかます」
ガチバトルツム「かかってこいよ。なあ?使い物にならないゴミは色々見てきたんだろ?自分はそうじゃないって証明してみせるチャンスじゃないか、そうだろう?」
浅倉「いちいち突っかかってきてうるさいんだよ。役に立たずかどうかなんて、最後まで生き残ってたらそれが結果でしょうが!」
元木「ハ……ハァ!言うようになったではないか!ダーグッ!!」
ガチバトルツム「そうだよなあ?それが正しい。だけど、周りはどう思うかな?」
▶浅倉 電子工学で判定 ダーク
42ダメージ[エレメントトラップ:61ダメージ 54ダメージ 54ダメージ 46ダメージ]
ガチバトルツム「お前のために共に命をかけた人間が倒れた時、お前はそいつ以上の活躍が出来るのか?ただ寝てるだけで終わる程私は甘くないぞ」
浅倉「そんなの、今まで何回も見てきた。守られてきた。他の人が居ないと何もできないなんてわかってる。だから最初っから誰も殺させるつもりなんて無い。死ぬのはお前だけだ!」
▶十六夜 サルビア ミスティリオン[ホーリーライト]塩祓[早歌[塩祓]]
37ダメージ
▶タイムカード サルビア リラクゼー[柳浪・裂帛・リストーロ][神籟]浅倉元木風鳴
44回復
▶花園 剛招ビート[鋭招来] 通常攻撃[《大剣の鈍撃]
49ダメージ[隠名:6ダメージ 7ダメージ 12ダメージ]
花園「こなくそがぁっ!」
▶元木 エーテルターボ メルラン[ガチバトルツム:攻め継続]
元木「ドルナオ!お前の力を貸せ!」
▶ガチバトルツム 惨殺空間へようこそ(浅倉に精神ダメージ7d7)天照(通常攻撃を5回に増やす)通常攻撃 元木
ガチバトルツム「志は立派。だが、実際にそうなった時行動を起こせないのにそういうことを言うのは、詭弁でしかない」
▶元木を腕のレーザーブレードで貫いて上に持ち上げ、浅倉の目の前に持ってくるよ
ガチバトルツム「仲間が息絶える瞬間を見届けるといい。止めれるものなら止めてみせろ」
▶浅倉 チームワーク
3ストック獲得
38ダメージ[スライド式携帯電話 オンリーイベントカタログ2個] 78+84+116+104+98ダメージ[生命バリア・スライド式携帯電話][花園:庇う[《守護者》もこたんの羽][稲生 絆庇う スライド式携帯電話 オンリーイベントカタログ 所有2回]
▶花園 致命傷判定
ストック消費 気絶
▶元木 致命傷判定
ストック消費 気絶
花園「……ぐ、死なせて、たま、るか、よ……」
稲生「……ぅ…………見捨てては……られないっ……!……ぐうぅっ……!」
▶花園が鎧が粉末になりながらタックルして、姿勢を崩したところに不死鳥を使って元木を避難させるよ
ガチバトルツム「邪魔だなぁ。後で殺してあげるんだから、ちょっとくらい待っときなよ」
風鳴「……まだだ、俺が動くのはここじゃねぇ……」
浅倉「わざわざ目の前で殺したフリして、それで動揺でも誘ったつもり?脳筋すぎて呆れる……。――その程度でみんなが死ぬわけないじゃない。そんなこともわからなくなっちゃってるの?」
ガチバトルツム「周りは頑張ってるなぁおい。それで、お前はいつまでへっぴり腰してるんだ?キャンキャン吠えるだけならチワワでも出来るんだよ。実力で示せ、って言ってるんだ」
ガチバトルツム「おとなしくあの時お持ち帰りされて何もかも忘れたほうが幸せだったんじゃないのか、なぁ?」
元木「ぐごぉぁっ……!ク……クフフゥ……レン、イナオ……すまんな……しばらくサヨナラだ……ガァッ……!」
▶ツムは急速ダッシュで不死鳥を潰し、再び元木を持ち上げてハサミのように引き裂いたよ。黒い影が周りに散らばります
浅倉 「――何もかも忘れることができるなら、そもそもこんなところに立っちゃいないよ。未練がましいの」
▶稲生 セージ 通常攻撃[闃然・アグレス]
42ダメージ
▶タイムカード セージ リザレクト 元木
稲生「う……うああああっ……!まも、るんだ……私、だって……」
元木 「……生き返った気分だ……地獄からなぁ……!」
浅倉「おはよう。よく寝れた?」
風鳴「間に合ってくれたようで何よりだ、俺はこれ以上きつい……。残り全部掛けるつもりでやるから付き合ってくれよ」
▶風鳴 魔神剣[足刀蹴り・キルストリーク・アグレス・月はやがて輝いて][弧月斬][魔神剣・双牙][属性違うぞ!]
83ダメージ[エレメントトラップ:76ダメージ 78ダメージ 82ダメージ 76ダメージ] 45ダメージ 32ダメージ[魔法剣:ダーク]52ダメージ[78ダメージ 72ダメージ 79ダメージ 79ダメージ]
風鳴「報いは受けてもらうぜ!集い、瞬き、刃と織り成し絶空となれ!絶天颯空閃!」
風鳴「頼むぜ、二人共!」
元木「……地獄は案外心地よかったぞ!堕ちろ!消えろ!ダーーーーッグ!!!」
浅倉「自分自身に力がないことなんて、もうとっくに理解してる。だから私の戦いは、使えるものを全部使えるだけ。それが仲間であろうがなんであろうがね。――コレで終わり、さようなら」
▶光と闇の刃がツムを切り刻んだ、と思ったその瞬間、ツムは不敵な笑みを浮かべます
ガチバトルツム「いいや、違うね。――――お前の戦いはこれからだ」
浅倉「ちょっと何を、やめて……私の中に入ってくるなー!」
▶浅倉 正気度判定
失敗 失敗 失敗 失敗
▶PC恐怖(元木) 口が恋しい 生命ダメージ 精神ダメージ 記憶喪失(勇気)
▶霧状になったツムが浅倉の全身を取囲み、鼻や耳から入っていきます。身体や心の根本から変えられてしまうような感覚を受けますね
元木「ちっ……くそが……派手にやりやがって……おい、大丈夫か?ツムギ、呆けてないで帰るぞ」
浅倉 「ひっなんで、貫かれたのに……、あんなに血が出てたのに生きてる……?――――やだ、化け物、こっちにこないで、やめて……」
▶ツムが浅倉に入って消えた途端に金色の光が出て、空間が崩れ落ちていきます
元木「今更何寝ぼけたこと言ってんだ、夜叉がそれでくたばるわけないだろうが。――帰るぞ」
浅倉 「ひっ!やめて、助けて誰か。ここにまだ、化け物が……!」
▶元木は浅倉の手を握り引っ張りますが、浅倉は思いっきり振りほどきます
十六夜 「倒した……んですよね?入って操ってるとかじゃあ……」
風鳴「終わったんだよな……?おいどうしたんだツムギ」
花園「う、ぐ……。しん……で……、たま……るか……」
稲生「――花園、さん……大丈夫、ですか……?敵は、倒せ、ましたよ……」
花園「死なねえ……。俺は……、生きて、帰る……。全部……して、でも……」
浅倉「あそこに、あそこに!……そうだ、早く逃げないと!逃げましょうはやく!」
元木「お、おい!――――チッ……お前もかよ……」
稲生 「……?紬、さん……、どうし……!?――ぁ……。まさか……私、みたい、に……?」
――光綿市 光綿支部紅葉――
帯刀「ねぇ、瀬川さん?」
瀬川「どうしたんだい?君がそんな猫撫で声を出すときは昔からロクなことがないんだ」
帯刀「もし、もしですよ?私がお嫁にいったらどうします?」
瀬川「ご祝儀と、スピーチも頼まれるのか……?どちらにせよ、帯刀くんのお相手はずっと大変だろうね」
帯刀「ええ。大変なんですよ。私の相手をするのは。――ごめんなさい」
瀬川「何がだい?」
帯刀「私、今後もっと迷惑かけちゃいます。更衣室にあった、あの服……。着たんですよね?私が」
瀬川「ああ。綺麗だったよ」
帯刀「忘れてくださいね。目の保養とか、言わないでくださいね」
瀬川「目のほy……わかった。忘れることにする」
花園「う、うう……。頭が……いつの間に終わったんだ……?」
風鳴「全員戻ったぜ。水持ってくるから休んでな、コイ」
元木 「――ちっ……」
花園「ちょっと横にならせて貰うぞ……」
浅倉 「はぁ、はぁ……戻ってこれた?よかったここならきっと大丈夫……」
瀬川「お疲れ。自分の闇と相対した気分はどうだった?」
浅倉「えっそれは別に……。それよりも倒したあとに……ひっなんであいつが!やだ、助けて、こわい……」
瀬川「闇は倒し、消し去るものじゃないんだ。そういう可能性、運命、側面もあるっていうのを受け止め、教訓とするべきなんだよ」
元木 「先に言っときますけど俺は何もしてねーっすからね!――知るかよ」
十六夜 「さっき受け止めるどころか勝手に中に入り込んでいってましたけど……」
帯刀「それは同化ですね。一部の感情の肥大化の闇だったんだと思います。あの時の青葉ちゃん。かわいかったなぁ」
瀬川「忘れてあげなさい……。僕にはそれがどういうものかわからないが、今後の成長に必要のないものだったんだろう。僕はそういうものだと、思ってるよ」
風鳴「なるほどな、置き土産をしてったわけか。ほれ、水だぞ。ツムギもいるか?」
花園「せんきゅーそーまっち……。ああ、駄目だ。身体に力が入らねえ……」
稲生 「…………私、は……。受け止めきれ、も……しなかった……」
元木「生きて帰ってきてんだから『失敗』なんかじゃねぇよ。……っすよ」
浅倉「そうじゃなくて、なんでみんな平然としてるんですか。あそこに、あそこにいる元木の姿をした化け物がいるのに! 私の目の前で殺されたのに生きていて、化け物じゃないですか!」
花園「それ言ったら一番死んでるの俺じゃねーか……?」
風鳴「コイの体はどうなってんのかホントに分からねぇもんな。まだ誰も死んじゃあいねぇ、全員本物なんだからそうやって過ごしてくしかねーだろうよ」
帯刀「斬れば死ぬだけです。紬ちゃんの闇が所詮その程度の実力しかなかっただけなんですよ」
元木「いい加減にしろよ!それくらいでくたばってるなんて今更言うんじゃねぇ!俺たちゃなんだってんだ!言ってみろよ!」
瀬川「そこまで。化け物であろうと許容するのが紅葉だよ。使えるものはゾンビでも使う。それが紅葉なんだ。――――改めて、紅葉へようこそ。僕は歓迎するよ。君がどう思おうと、この呪縛からはもう死んでも逃げられないんだ」
元木「……ちっ」
▶元木は壁を向いて椅子に突っ伏します
花園「喧嘩できるだけいいじゃねーか。死んだら喧嘩もできねーんだからよ……。あー水美味しい……」
稲生 「――逃げられない……、か……。あの日に、あの電車に、乗ってなければ……。””””を、失わずに……。こんなことに、ならずに……済んだの、かな……」
風鳴 「化け物に相談があったらいつでも聞くぜ。聞くだけにしかならねーがな」
花園 「……妹と仲良くできそうな可愛い彼女が欲しくて困ってるわー誰か助けてくれー」
帯刀「困ったら私に言ってくださいね。どんな私でも、斬り捨てだけは忘れませんから」
十六夜「化け物……少なくないですもんねぇ」
浅倉 「おかしいよ……おかしいよ、みんな……」
帯刀「もとから異世界に行ってたんですよ。やっと気づいたんですか?」
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