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    子殺しへの応援コメント

    冒頭からの書き出しが文学的で、選んでいる言葉のセンスを感じました!

    この作品のキーワードは哲学的ゾンビでしょうか?

    自分が哲学的ゾンビではないことを意識するための殺人———
    自分であるために。

    少女を何度も殺すという斬新なアイデアが興味深いです!

    (タイトルは”少女殺し”もありでしょうか?)

    面白かったです!

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    応援コメントのお返事ありがとうございました!

    解説を読ませていただいて、自分が読んで理解していたものよりもずっと奥が深い作品だったということがわかりました!

    少女を殺す、というところばかりに目が行ってしまいましたが、ポイントは一回目の殺人が行なわれていたということなんですね。

    まずは『金枝篇』というのがどういう作品なのかをわかっていないと読み解けないですね。(汗)

    「子殺し」というは精神的な意味でしょうか?!
    (またまた理解できてないかもしれません。)

    でも、こういう、多くを語らず、説明せず、読者に想像させる作品はいいな!と思います!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    この作品は僕の書いたものの中でも圧倒的に謎解きが難解なのです。

    実は少女を最初に殺したのは二回目の殺人なんですよね。じゃあ一回目は誰を殺したかと言うと、随所に『金枝篇』の描写があって、これは暗に「親殺し」を示唆しています。子供の頃のエピソードで、父親も「私」を羨んでいたとあります。

    自分が哲学的ゾンビではないことを自覚するために少女を殺し続け、そのきっかけとなった少女の幻影を見続けている「私」は最後に「最初の殺人を覚えているか」と問われます。

    しかし、これに対して「私」は何かを思い出しかけながらも自信を繋ぎ止めるために再び少女を殺そうと思います。
    実はそこでタイトルに立ち返るのですが、タイトルは「親殺し」ではなく「子殺し」です。
    つまり最初の被害者は親ではなく……