第46話 牡丹灯籠

牡丹灯籠 スマホを見ながら若者が一心不乱に歩いている。流行の、美少女が指示する道を歩いて街を探検するアプリだ。もう少し先よ。そこを曲がって。その道を渡って。危ない、と声がかかりハッとする若者。目の前をダンプカーが通り過ぎていった。傍らに献花。数日前彼に似た若者が命を落としていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る