第20話 缶詰
UFOに拉致された。どこかわからない暗がりの中に監禁された。窓の外には見たこともない星座があった。どうしようもなく腹が減った。小人のような連中に何か食わせろと懇願したら、缶詰とカン切りを放ってよこした。人間の顔が描いてある。何の肉かわからなかったが、ある日指輪を噛んで合点した。
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