Advancer(アドヴァンサー)に関する情報

Advancer(アドヴァンサー)とは

正式名称:Aerial_Dominate_Vertical_Acrobatic_New_Crystal_Engine_Robot

(空中を支配し垂直に昇降する新たな結晶の機関を搭載したロボット)


全高:基本的に18~20m。ただしこの範囲の外にある機体も存在する


動力:クライン結晶型反応炉。腹部に搭載


搭乗人数:原則1名(用途や機種による例外あり)


装甲:メルダー合金


武装:実弾、ビーム砲、実体剣、クライン結晶式力場剣など。機体による


特徴:全機飛行可能、全機が標準で脱出装置を有している(コクピットブロックを丸ごと射出。その後、パラシュートで滞空している状態、または地面に着地した状態で味方に回収される仕組み)、新型慣性制御装置搭載により体感最高Gは5G(搭乗者自身の体重の5倍の体感重量)


余談:「Advancerアドヴァンサーに太刀打ちできるのはAdvancerアドヴァンサーだけである」が世界アルス・フィア共通の常識


世代:以下の6世代が存在する。

●第1世代:

 2~4m前後のパワードスーツ。実証実験で生み出された機体や土木工事用などが該当する。この世代をベースに、独自の発展を遂げた支援兵器が存在する(ただ、それはもはやAdvancerアドヴァンサーとは呼べない別個の兵器)。

 支援兵器としては、最初に生み出された時より機能や出力を相当に改良しているものの、設計上飛行不可能なため、どうあがいても戦場の主力にはなりえない。

 物語開始時点では、まったくと言っていいほど使われない呼称である。


●第2世代:

 5~10m前後の人型機動兵器。実戦投入はこの世代から始まった。

 物語開始時点では、美術品として富裕層などが保管している事もある。実戦には出ず、せいぜい民間の護身用程度である。

 第1世代よりも高出力なので、パワードスーツとして運用される場合も否定できない(ただし現存する数が数なので、これは珍しい部類である)。


●第3世代:

 12~30mの人型機動兵器。兵器としての効率などを模索し始めた時期で、多様性がある。物語開始時点で現存する世代ではあるが、当然かなり古い。

 この世代は「(設計・開発・建造時期を除き)特徴が無いのが特徴」と呼ばれるほど、機体ごとの性能諸元が異なる。一般的に、効率や運用・設計方針が固まってきた後発の機体ほど、第4世代に近づいている。


●第4世代:

 一般的に、最適な機体サイズである18~20mの範疇に収まる。小型機種でも15m程度。大国の軍内ではほぼ教練機扱いだが、中小規模の国家では現役機。

 第3世代で研究・模索された結果、生まれた世代である。「一般的な反応炉で(第4世代開発当時では)十分な性能を生み出すことができ、また汎用性にも富んだ設計であり、加えてコストも適正である」という特徴を有する。


●第5世代:

 第4世代を強化した機体群。出力に優れる。大国の主力機は、この世代に属している。

 この世代は「第4世代の完全上位互換」と呼べる性能が特徴である。当然、反応炉出力も強化されている(強化した内容としては、「エネルギー変換効率の改良」が上げられる。第4世代と同様の反応炉で、より高い出力が得られる)。結果として、多量のエネルギーを有するレールガンやビーム兵器の使用が可能になっている(この点も第5世代の特徴に含まれる)。


●第6世代:

 詳細未知数な世代。ある大国が構想している。


※各世代をまたぐように特徴を有している機体は、「4.5世代機(第4世代と第5世代の特徴を併せ持つ)」や「準第5世代機(同様に、第4世代と第5世代の特徴を併せ持つ)」と呼ばれる

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