第37話ロックブレーカー
ちょっと失敗して牢獄に捕らわれました、でも大丈夫です、こんな鍵など簡単に解除出来ますよ、こうやって、こうすると、ガチャ、ほら開いた、これで城の扉はあきましたが逃げるんじゃ無いんです私には任務があるんですよ。
魔力の警報装置も無効にしましたからしばらく安心です。
隣町に冒険のツールを買いに行くんです、金貨も持っていますし空飛ぶサンダルも履いています、魔法のガウンも着ています、看守なんかに追いつけはしませんよ、これでも足は早いですからね、今日は目眩もしていないですし。
街道には随分と魔法の箱が、魔法の馬車が走ってますね、おっと、後ろから看守の声がしますが振り向いちゃ駄目です、危ないとか言ってますが騙されませんよ、私ならこの走る箱だってすり抜けられるはずです、魔法の言葉さえ思い出せれば。
ほら止まった、ガシャンとか音がしましたが無問題です、次々止まっていきます快走です。
・・・捕まっちゃいました、またおいしい飯を食わされますね、あれれ、なんか変ですね。
看守さん謝ってるようですね何でしょうかね。
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