「 誰ガ為ノ涙為レバ」より

 世界の片隅では誰かが誰かの幸せを願ってて、もう片方では誰かが誰かの不幸を願っている。

 他人を思う余裕がある時点でそいつらは無意識に自分のことを肯定している。


 実に羨ましいよ。私は私を認めることで精一杯だからね。

 

 君はどうだい?

 自分を好きという前提の上で私を嫌ってないかい?


 ―誰ガ為ノ涙為レバ ミンフェイ・ハイド―

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る