第11話

風の夜。スーツケースの男が二人、しめ縄をつけたバスから降りてくる。

背の高い男がコートの襟を立てる。

青いダウンの男はぶるっと震えた。


この光景、脚色こそしていますが先ほど見たものです。

私は近所のコンビニへ年賀状を出しに行ったのですが、すごい強風に驚きつつこの光景に出会いました。

たったこれだけでドラマが産まれそうな気がするので、作家脳というのはつくづく妄想癖(妄想症候群かもしれない)なのだと思います。


しかし、そんな私も今年は二次創作を少し書いただけで、作品らしいものは何も書きませんでした。

枯れているのかと思う日々です。


しかし、主題を探している人は一番好きなものではなく、私だけが愛しているものを見つけなさいという言葉を知りました。

どうやら来年は「私だけが愛してるもの」を探す旅に出なくてはいけないようです。


みなさまは2019年どんな旅をしましたか?

そした2020年はどんな旅をするのでしょうか。

私の心の深奥への探求は始まったばかり。

いましばらく、このエッセイにお付き合いいただけると幸いです。


今日らここまで。

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