人は心臓が動いていること

脳が機能していること

心が活き活きとしていることを「生」としているけれど

別世界の概念からしてみたら

彼らは死後の世界を生きているのに

自分たちは生きていると思い込んでいるという図になるわけだが

そう考えると「生」と「死」の概念は覆るのではないだろうか

　　　　　　※

人は死んだら無だと言うやつがいるが

それが真実なのかは生者にはわからない

ただ死後の世界が存在していた場合

それは死者にしかわからないもので

もし霊となって現世を行き来できる存在だとすれば

彼らは二つの世界を知っているというわけで

互いに干渉はできないけれど

存在の証明にはなる

　　　　　　※

私は私が好かれない理由を一番よく知っている

築く関係全てに終わりがあって

過程を大事にすればするほど後が辛くなる

だから当たり障りのない関係しか築かない

どんなに嫌われたっていい

誰かに好かれるために生きてるわけじゃないから

私は私をやめるつもりはないよ

たとえ後悔するとわかっていても

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