episode.『05月14日(金)』



人と関わると疲れる


言いたいことも言えず


言えなくて絞り出そうとする


それが社会というもので


ビジネスにおける人付き合い


私は息が詰まりそうだ


だから人とは距離を置く


どこまでが正解なのか


人によって尺度が違うから


好きに喋る貴方の笑顔を


眺めるだけで私は満足なんです


そんな気楽が好ましい



      ※



沢山のお金より


私は自由が欲しい


一人暮らしできれば


趣味に没頭できるなら


私はそれでいいのかもしれない


どんなに休みが多い会社より


人付き合いも最低限で


束縛感がなくて好きだから


私にはやはり働くというのは


向いていないのかもしれない


誰かと何かをするよりも


私は一人で何でもできるから



      ※



皆と同じように生きてはダメだ


それが私の人生だった


一人だけ不合格の連発


そうやって見えない何かに


道を阻まれてばかり


必ずどこかに障害がある


それがない者は


楽々上へと上がっていく


乗り越えても何もない


ただ試行錯誤で出遅れる


楽した者より優れていても


受け入れてはくれない


本当に理不尽だ



      ※



私が就職してしまったら


たとえ給料が多くても


たとえ残業が少なくても


私は嬉しくないのだろう


アニメを見て


漫画を描いて漫画を読んで


小説を書いて小説を読んで


一人暮らしができたなら


時折りギターでも弾いて


どこか外でアイスを食べて


そんな自由な暮らしの方が


私には合っているのかもしれない



      ※



引き篭もりには憧れる


それでもなりたくて


なるわけじゃないから


なってしまったら


仕方がないと思う


精一杯やった結果で


それを認めてはくれないのなら


合っていないという証拠だから


大人になり損ねた子供


凡人になれない変人


それが私というもので


私は私らしく生きれたら


それだけで充分なのだろう



      ※



お気に入りの曲を見つけた時


いつも考えることがある


私の作品がアニメ化したら


この曲を使ってMADにしたい


誰か作ってくれるだろうか


この歌詞に合わせ


このシーンを使って


ストーリーと曲がシンクロする


その調和が感動を与え


作品が尚も心に残り続ける


また違った印象で焼きつく


最高すぎやしないか


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