episode.『06月17日(月)/06月19日(水)』
歳を取るにつれ、現実を知る
孤独に打ちひしがれては、君に会いたいと思う
日増しに心は弱く、脆く、寂しさに駆られていく
心の中は空っぽで、虚しい時ばかりが過ぎていく
誰も私を見つけてはくれない
どれだけ想いが募ろうと、叶わぬ願いがそこにある
私は淡く色を放つ
そんな私を誰も知らない
※
誰かが言った。
初恋は呪いだと。
まさにその通りだ。
全くもって忘れられない。
報われることも、救われることもない。
結ばれる未来なんて、万が一にもない。
死ぬまで抱えていく、未練がましい片想い。
いつしか好きが大好きになって、今では愛しているに変わっている。
独りそう思う日々なのです。
※
もしも隣に君がいたら。
そう何度も思う時がある。
電車の中。学校の中。
ふとした瞬間。
日々の中で彼女を想わない日はない。
君がここにいたら、何を思うのだろう。
どんな表情をするのだろう。
募り募るばかりの片想い。
いつか偶然バッタリ再会できるんじゃないかって。
そんな夢を見ているんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます