止まらない穢れへの応援コメント
海洋汚染もさることながら、未だ化石燃料は世界のエネルギー事情の大部分を担っています。日本にも相良油田がありますし、言い換えれば、やつらは世界中のどこにでも現れ、餌を求めて蹂躙する。
汚染によって生まれた怪物を倒すために、核を使って更に環境を汚染してしまえば、更なる怪物を生み出しかねない。人類の選択が問われそうです。
零くんの決意とは。
いよいよ終幕。どのような結末になるか楽しみです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
これから人間は、環境問題や怪物達とどう向き合うべきなのか。正しくそれがこの世界に出された次の『宿題』ですが……あの怪物の、本当の意地悪さはここからが本番です。
読んでいた方がなんとなーく思っていたであろう事を指摘する形に、なっていたら良いなぁ(願望)
憶測の正体への応援コメント
なるほど。体内残留の問題もありますね。恐ろしい話です。
ですが、夏休みの宿題の例えはとてもわかりやすい。環境問題は人類の自業自得で自縄自縛。人間がどうにかするしかないのです。
それにしても――で、でけぇー!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
マイクロプラスチックの残留もまた『宿題』だと思うので、今のうちになんとかしたいのですが、なんとかなるんですかねぇコレ。まぁ、自分自身こんな上から目線で言えるような生活してませんけど(オイ)
最後の彼奴は正に溢れ出たもの。プラスチックを生み出した時より積み重ね続けた穢れです。
何世代も宿題をサボったお仕置きは、さて、どんなものになりますかね?
望まない直接対決への応援コメント
ヘドラではなくレギオンでござった。
シーツを食べているのは石油由来の化繊だからでしょうか。人間が身に着けている衣服もほとんど化繊ですから、前話で襲われた黒人男性も服が目当てだった?
だとすれば……キララ、ルビィ、服を脱ぐんだ!(ゲス)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
レギオンは素敵な怪獣ですよねぇ。地下鉄の運転手の末路は、今でも私のトラウマです。
私的に服は戦いとか逃げる中でボロボロにされた状態が、野性味を感じられて好みですな。よって服は着続けるべき(なんの話だ) 真面目な話、服を脱ぐのはそこそこ効果的です……あくまで、そこそこですが。理由は次話にて語ります。
楽しい逢い引きへの応援コメント
なるほど、キララが感じた違和感はプラスチックごみですか。最近だと海洋マイクロプラスチックなども深刻ですね。リサイクルの優等生などと呼ばれていますが、洗浄コストがかかるから、実際はそこまで再資源になってないという。今は資源という名目で中国に輸出していますが、近未来の作中世界では――。
彼岸花様は本当に「この問題、放っておいたらこうなるよ」という現実の延長線を書くのがお上手ですね。
章末も、いよいよという感じです。
……ところで、もっとすごいものってなんなんですかねぇ(ゲス)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
有名な(有名ですよね? 有名じゃないと割と本気で人類の未来が心配になるのですが)環境問題だけに、やはり白武士道様はご存知でしたね。プラスチックゴミ問題は本作の一番の核です。読む方を楽しませつつ、この問題を知ってもらいたいなぁと思い上がりながら書いておりました。そのような作品だけに、上手という御言葉を貰えて大変嬉しいです。
……ちなみに本作、本当は六月ぐらいに出したかったのですよ。G20がありましたし。ところが現実は予定を半年過ぎているという(酷)
すごいものについては、もう、本当にすごいですよ。キララは清純そうに見えて二人きりだと結構やんちゃですから(何)
隠された名所への応援コメント
ヘドラが生まれそうな場所ですねぇ。
ごみ問題の改善は先進国ではそれなりに取り組まれていますが、やはり途上国ではそうもいかない。まして、途上国が未来で先進国に成長すれば、そのごみをどこにやるのか。押し付け合いでは解決しませんね。混沌とした未来の世界情勢をうまく表現できていると思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
本作は「環境汚染」が一つの大きなテーマなので、その原因の一つである世界情勢がちゃんと書けていたなら良かったです。
押し付け合いでは何も解決しませんが、押し付けてしまうと色々楽なんですよねぇ。まぁ、本作はフィクションなので、現実の未来人はもう少しちゃんとしてくれると信じ……いや、駄目かな(人間不信)
変われる世界への応援コメント
部屋を掃除する。散らかしたものを片付ける。地球という部屋を借りて暮らしている私たちが行わなければならない最低限の義務。
キララの最後の描写はまさにそのアナロジーと言えます。
そういう描写をさらりと入れられる技量には毎度のことながら感服するばかり。
私たちも「宿題」を終わらせられるよう頑張らなきゃいけませんね。
完結、お疲れ様です。今回も楽しませていただきました。
次回作が早くも楽しみです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
お褒め頂きとても励みになります。キララはごく普通の一般人、私達と同じ立ち位置のキャラとして作りました。そんな彼女から『私達』のすべき事を感じてもらえたなら、作者としてとても嬉しいです。
そして宿題をやらなければならないのは私も同じ事。むしろこうして作品を書いたからには、人一倍宿題を頑張らねば子孫に顔向け出来ません……子孫、いると良いな(オイ)
次回作は正月投稿予定です。
本作は因果応報だけどまだ救いのあるお話でしたので、次回は理不尽かつ無慈悲に人類を滅ぼそうかと思います(酷)