reassurance
こんな日には、息をしていられる快感を覚えることができる。
白い国に行かないでよかったと信じている。
そんな、頭のおかしい思考まで。
言いたいだけの恨みつらみを。
呪われてるんだ。あの人は。
息をしてないあの人と、一緒に居るんだ。
いつまでも。
好きだったんだ。
あたまからでていけ。
嫌ならイヤって言え。
好きだったんだ。
死んじゃうとこを見るのが。
悶え苦しむ姿が。
苦しみを味わう様子が。
どれだけ辛い思いか、身をもって体感すればいい。
文字通り。身をもって体感すればいい。
何を考えているの?
息を止めているの?
安心不安心でいっぱい。
自由が来た感じがして。
こんな日には、息をしていられる快感を覚えることができる。
黒い国に行かなくてよかったと信じている。
消えない脳味噌を、ドロドロに溶けてる。
気持ち悪い音と共に、すすり食べるの。
こんな日には、宙ぶらりんになる快感を忘れることができる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます