第2話 戻れないね



「時計の針はまわるけど、時間は逆には進まない」


 戻れないね もうあの頃には


 たくさん 走り回った


 何も 何をも 気にせずに


 どんな障害も存在しなかったのに


 大人になった今は


 何か 何かしらを 隔てるものだらけ


 もう一度 あの頃に戻って


 何も 何ものも 気にせずに


 一緒に走り回りたいよ


 願い星に 言ったら叶うかな


 あの子供の頃のような純粋な気持ちで


 ただ何も考えずに同じ気持ちを共有して


 笑いあっていた あの頃に


「時間は逆向きには巡らない」


「決してそのルールは覆らない」


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