ベツノマスク
(ありのままで「アナと雪の女王」)
配り始めたとたん、すがた消して
真っ白なガーゼをひとりづつ渡し
安倍が心にささやくの
このままじゃダメなんだと
髪の毛、傷付き
誰もが封空けずに悩んでた
それももうやめよう
アベノマスク姿見せるのよ
ベツノマスク自分でするの
何も怖くない汚れ拭き
少し息苦しいわ
しゃべってたことがうそみたいね
だってガーゼよウイルス出入る
どこまでやれるか
自分で試したいの
そう変わるのよマスク
アベノマスクでさらに調子に乗って
ベツノマスクで売り出してみるの
二枚はサイトには流さないわ
小さく口元を包み込み
高く舞い上がる熱にあわてて
鼻水凍るの結晶のように
体が痛いもう決めたの
PCR受けたいと騒ぎだそう
すこしも軽くないわ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます