いつだって

始めたばかりの頃はきっと

希望と明るい未来信じていたよね

頑張っていれば報われる

誰かが気づいてくれるって


わたしがあなたを見つけた時

あなたは萎んでしまいそうな心

ぎゅっと抱きしめて

膝を抱えて震えた


ごめんね

もっと早く見つけてあげられたなら

きっとあなたは

笑顔でいられたはずなのに


小さな声あげて

助けてって悲鳴上げるあなたを

わたしは救って救ってあげられるだろうか

救ってあげられただろうか


もう一人で抱えなくていいだよ

わたしが傍で背中押してあげる

もう一度頑張れるように

また歩き出せるように


あなたは弱いわけじゃない

吐き出す先が分からなかっただけ

強くなる必要もない

壊れてしまうから


いつだって人は

自分のことで精一杯

あなたが悲鳴上げても気づかない

あなたの助けてに気づかない


でも

声をあげることを止めないで

止めてしまったら

あなたを探せなくなってしまうから


あなたが声をあげてくれる限り

わたしが助けに行くから

大丈夫

もう一人じゃないよ

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