第15話 座右の銘
いきなりあれなんですけど、生活リズムが狂うと戻すのは大変ですね。
前のエッセイでも似たようなこと書いたような気がしますけどまあ、どうということはないでしょう。
いいリズムがあるのかどうかは知りませんが、調子のいい時悪い時というのは一年のなかでも、もっと長いスパンで人生の中でもあるとは思うんですが、良いときも悪いときもなんともコントロールをすることは難しいものです。
良いも悪いも無いのかもしれませんが、直感的に良い直感的に悪いと感じているだけで、その理由に明確なものはあるわけではありません。
こんな駄文であれば小説のなかだと即効削るんですけど、エッセイだし良いかと気楽なもんです。
今書いているお話は色々と穴が大きすぎて、公開すると後悔しそうなので踏ん切りがつかないところです。こうでいいのかいと悩みます。
ダジャレは疲れている証拠なんでしょうか。
悩みすぎるのも良くないと聞きますし、ストレスの原因にもなるようです。悩む癖がついているのだとどこかで読みましたが、たしかにそのとおりなのかなぁと思ったりもします。
ところで、皆さんには座右の銘があるでしょうか。
自分はどうかといわれると、いまいちこれというものがありません。昔から芯のあるように生きたいとは思っていますが座右の銘とは少し違う気がします。
自分はそもそも座右の銘ってなんなんだという事を考えてしまいます。
座右は右っていうのは右腕とかそういう類のなんか重要なもののことなんだろうかなぁと思ったり、銘はまあ刻んだ名前のことですから、刻んでおくことなんだろうかと予想はしてみます。
実際ググってみたんですが、やっぱり右は抽象的に良いものをおいておく場所であるから、転じて指標とするようなもの。銘も刻むことから転じて心に刻む言葉という意味をもつようです。
なので諺とか有名な言葉とか四字熟語とかでなくても良いわけですね。
なんでそもそも座右の銘なんだということなんですが、小説の創作で設定厨(言葉が悪い)の人は座右の銘まで決めているじゃないですか。
そもそもそんな座右の銘をもって生きている人ばかりなのかなぁと思ったりするんですよね。
自分の場合無理に言葉にしようと思えば、「成ったから成ったんだ」と身も蓋もない言葉になってしまうようです。
「為せば成る」で良いじゃないかと思われるのではないかと感じるんですけど、為せば成るは為ろうとするところを皆で共有しましょうという意味合いなのでちょっと違うんですよね。
100の希望を書きましょうとか人生プランを書きましょうとか、成したいことを具体的に行動することで100のうちの1でもやらんことには出来ないですからね。
書いたそばからダメダメと言ってたら、成りようがないのです。人にそれをできると思わせることがまず何かを達成するための第一歩なのでしょう。
いい言葉なんですけど、座右の銘じゃないんですよね。
結果そうなったんじゃないかといのが自分の言いたいところです。
妬み僻みの多少あるかもしれませんが、成功者のインタビューとかみてたら、その時こう思ったから成功しましたみたいなこと言っている人いるじゃないですか。
その時それが最善かそれに近かったのでしょうけれど、正反対のアプローチもあったはずで、時と場合によればそれが正解になるのです。
簡単に言えば、現在街なかで1000人殺せばおそらく死刑になるでしょけど、戦国時代で戦であれば1000人切りすれば英雄です。
動機が違うと言われるかもですが、戦国の人も或る日突然人を殺したかった異常者でそこがたまたま戦場だったら同じ条件になる気がします。
英雄に成ったのはそういう状況でそうしたからそうなっただけということで、「成ったから成ったんだ」ということです。
もっといえば、運命が決まっているからそうなったんだということなのかもしれませんが、どうなんでしょうね。
いまの自分の状況が成るべくして成ったという意味合いとはちょっと違うと思うんです。
なるべくして成るというのはなんというか、状況がそうさせたという感じがするんですよね。彼が彼女と結婚したのは、傷心の彼の心を癒やした彼女の優しさに依ることで、なるべくして成ったのだ。
みたいな使い方だと思うんです。分かんないですけど。
優しさとか関係ないよ結婚したから結婚したんだということです。元も子もないです。因果の果しかないです。
例えば、人類が発展したのは知恵があるからというのに疑いを持つ人はあまり居ないと思います。僕もそれは正しいんじゃないかと思います。
ただ、僕自身という人類の個体に知恵があるから、発展したわけでも、これから発展するわけでもないのです。
現代人が古代に行けば無双できる! と知恵があるからという理由でみんな想像してるじゃないですか。なろうみたいなことですけど。
もちろん因果があるのは分かってますし、理由はいろいろあると思います。むりやり座右の銘を考えたらそういう言葉になったんです。そういう土壌ができあがってるところに行ったからそういう成功譚になったんでしょということです。
つまり「結果がすべて」なんですけど、それだとなんか誤解されそうじゃないですか。
いや、だれかに座右の銘を聞かれることも無いと思うんですけどね。
それとなろう系は好きですよ。ディスってるわけじゃないです。設定厨はディスってますけどね。
自分自身がそうだからと否定はしませんけど、自分はあまり設定を凝らない派です。名前と性別と役割くらいしか考えてません。良いか悪いかは分かんないですけど、たぶん最初に細かく設定を考えることはないと思います。無駄じゃないですか。
そうじゃないって怒られそうなのでこのくらいにします。
最初に書いたなんとなく調子が良いとか悪いとかあるじゃないですか。
それが成ったから成ったということで、自然とそうなってるもの、言葉にするのは難しいんですけどものの形の有り様は決まっていないので、だれでも同じになれば同じようになる、だれがやっても一緒だと、同じものは二つとないということを言いたいのです。
意味分かんないですけど、長くなったのでこれくらいにします。
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