第7話 横文字はきらい
意味わからんし。
でもよく使いますよね。
「ここにリソースを使うのはプライオリティは低いかもしれないが、ファクトに基づいてフィードバックをすることが肝要だ。さっきの会議の内容を落とし込むのに二人くらいアサインできないだろうか」
ここまできたら、ほぼほぼ頭おかしい人だとおもいますけれど、たまになんとなく使ったりします。
結果にコミットしますとか、結果に責任持ちますって言えばいいやんとかおもったりします。なんというか、煙に巻くように使われているようなきがして、ある程度仲のいい人なら、それどういう意味なんですかと聞いたりしますけれど、話の腰を折ったりしたら悪いし、よく知らない人が言っていたらなんか悪いので流してしまったりします。
齟齬の原因でしかないと思いますけれど、考えてみれば難しい熟語も同じですよね。
彼は睥睨したあと辛辣な罵詈雑言を無尽に発した。私は慚愧の念と己の蒙昧さを恥じた。
とか何が言いたいのか自分でもよく分かりません。
まあ無理してそんな言葉を詰め込んで使うからそうなるわけですが、なんとなくカッコいいとかいう理由で使いたくなったりするものです。まあ中二病です。
バズるみたいなネットスラングも使ってみたくなるものです。よくわかんないですけど。
万人に分かりやすい言葉を使うのは、やはり一番良いことだと思いますけれど、不特定多数の誰かに向けて発する言葉は、ある程度どういう層が多いのか仮定してというか想像して言葉を選ばないといけないなぁと思います。
感想を書くときやお返事を書かせてもらうときは、ある程度相手はこういう人なのかという想像なりなんなりもありますし、それを誰か別の人にも読まれるという考えもしておかなければならないし、面倒なことです。実際そこまで考えてはいませんが、そういう可能性もあるものという意識はどこかしらあるものです。
まあ、言葉というものはそれ自体抽象化されたものなので、文章として概念を伝える時はその文章自体のわかり易さでその概念を伝えるようにしたいものですが、なかなか伝わらないのが大変なことですね。
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