今日の今日このごろころごろ日記

小万坂 前志

第1話 とりあえず

 理由は忙しかったとか、体調が悪かったとか、やる気が出なかったとかこじつけようと思えば色々あるんでしょうけれど、ぱったりと書きませんでした。

 鬱陶しいとか煩わしいとかいうわけではなく、どちらかといえば面倒くさいという類のものでしょうか。

 

 カクヨムを辞めるつもりは一切なかったので、そのうち書くだろうと思ってました。こうしてまた書いているので、また書くんじゃないかと思います。


 カクヨムは去年の今頃よりちょっと前から始めたのですが、自分は寒いと書きたくなるのかもしれません。


 まあエタってるんですけど、手直ししようかなぁと思ったらエタりました。


 自論ですが、手直しって無駄だなぁと思ってました。人がやってるのを見て、そんな無駄なことしなくていいんじゃないかなぁと思いつつ、人それぞれだしと思ってました。


 今思えば――ですけど、表現は形のないものです。もっと言えば形のないものから形を作るものです。

 指揮者が変われば同じホルストのJupiterでもぜんぜん違う曲に聞こえます。微妙な強弱とか、ためとか様々です。

 絵を書くときもどういう構図にするか、どの色をどこに使うか決まっていることは一つもありません。

 写真をとるのも同じ写真は二度と取れないでしょう。ベストショットは撮った人が好きに選んでるんじゃないでしょうか。演劇も同じ演目だとしても演劇団が違えばそれぞれ違った味を出すはずです。


 もちろん初稿がいいとは言いません。ただどこをどう治すかということは正直自分の能力の中では劣っている部分だと思います。

 得手不得手でいえば不得手ということで、やってできないことはないですが、やっても負担が大きいなと感じます。

 ぶっちゃけ面倒です。


 話を思い描くことは好きですし、やってて面白いです。

 なのでそういうことをしたいんですよね。ただ思ったことをそのまま書いて表現できるわけじゃないのが面倒なところです。


 

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