第3話 『家宅捜索、失敗に終わる』    全29話。その21。


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 山の頂上にある広い敷地内を川口警部が率いる警視庁捜査一課特殊班の赤城刑事と山田刑事を入れた三人が、後ろに長野県警の刑事達を数十人引き連れながら丹念に調べる。


 家宅捜索の範囲は広く、天馬寺の本堂の中はもちろんの事、各階にある地下フロアや、その一番下にある荷物の物資を上へと運ぶ地下トンネル内の荷物倉庫の中も当然のごとく調べていた。だが謎の天空落下現象が人が作り上げた人為的な物であると言う証拠は何一つとして見つからず、その事で川口刑事達はかなり焦っていた。

 何故ならこの家宅捜査には警察上層部と天馬寺側からのある条件が含まれていたからだ。


 その条件とは天馬寺の敷地内を自由に調べてもいい時間は午後の十四時から~十八時までと時間が決められていた事だ。現場で調べられる滞在時間が経ったの四時間しか無い事に各場所に散らばっている刑事達は皆内心警察上層部への不信を感じていた。

 何故なら本来家宅捜査とは相手に告げずに行き成り捜査をする物だが、今回天馬寺側はどうやら事前に連絡を貰っていた様なので川口警部はその事にもかなり怒っていた。


 こんな理不尽な条件を突きつけた天馬寺側にも一応理由のような物はある。

 その理由とは、日が暮れてからの天馬寺周辺は神の馬でもある天馬様が徘徊する時間となっているので、夜は例え誰であろうと天馬寺の敷地内に入る事は許されない。と言うのが天馬寺側の主張だ。


 宗教上の理由と言えばそれまでだが、そんな理不尽な状況下の中でも各場所をバラバラに探す長野県警の刑事達は証拠となる物を見つける為に必死に探すが、そんな長野県警の刑事達に負けずと警視庁捜査一課特殊班の川口警部・赤城刑事・山田刑事の三人は、表の玄関口でもある橋桁と門の役目もしている鳥居付近を丹念に調べる。

 そんな緊迫した状況の三人の元に、天馬寺の中から出て来た勘太郎と白い羊のマスクをかぶり直した羊野が目の前に現れる。


 勘太郎はその緊迫した雰囲気に一度はその場を離れようとも思ったが、捜査の進展具合と何か特別な情報をつかんでいるかを確認する為に恐る恐る川口警部に話掛ける。


「ご苦労様です、川口警部・赤城先輩・山田刑事。あれから何か進展はありましたか?」


「白い羊と黒鉄の探偵か。なんだ冷やかしに来たのか」


「違いますよ、ただ純粋にあれから少しは何か見つかったのかな~と思っただけですよ」


「いいや、あれからこの天馬寺周辺を隈無く探して見たんだが、特にこれと言った証拠となる物は見つかってはいない」


「人を230メートルくらいの高さから真っ逆さまに指定された落下地点に落とす事の出来る場所や、人を飛ばせる何かの仕掛けとかは見つかっていないのですか?」


「見つかってはいない。周りは230メートル級の山の頂上にあるんだから人を落とせる様な崖は四方八方にあるにはあるが、あの高さから人を落として目的の着地点に落とす事は先ず不可能だし、ましてや人一人を町の中まで飛ばせる様な物は今の所見つかってはいない。最初はエレベーターのボックスの箱が上下するあのエレベーターが通る空間から落とされたとも考えたんだが、一番下の落下地点には人の血液の反応や物的証拠は何も見つからなかったからあのエレベーターを利用して被害者を殺害したと言う説は無いと言う事になるな」


「大砲とか弓の様な人を飛ばせる様な仕掛けも無かったのですか」


「それらしい物は何一つとして見つかってはいないな。ましてや飛行機の様な類いのヘリコプターやグライダーの様な類いの物も当然見つかってはいない。この天空落下殺人事件の被害者はこの天馬寺に住んでいる信者達だけではなく外の部外者も何人も死んでいるから、ここでその被害者達の指紋や何かの遺留品や血液反応でも出れば、ここで彼らが殺害されたと言う証拠になるのだが、今のところそれらしい物は見つかってはいない。くそ、殺しの現場のおおよその場所さえ分かっていればこんな苦労はしないんだが!」


「それじゃ本当に人を飛ばせる様な類いの物は何一つとして見つかってはいないって事じゃないですか。確かもう直ぐタイムリミットの十八時ですよね。まずい、不味いですよ、これは」


「だから今も必死になって探している真っ最中じゃないか。邪魔だからお前らは何処かに行ってろ!」


「そういう訳にはいきませんよ。あの馬人間の狂人に挑戦状を叩き付けられたのは俺達探偵側ですからね」


「ならお前の相棒のいかれた羊の狂人に、何か思う所や気付いた点がるのか聞いてくれや」


「いや、聞くなら自分で聞いて下さいよ。直ぐ俺の隣にいるんですから普通に聞けばいいじゃないですか」


「俺は個人的には、あいつが考えている事を聞いたり、ましてや何か知っている事やヒントとなる様な事を聞くのはしたくはないんだよ!」


「子供ですか、あなたは」


 しかめっ面をする川口警部に促された勘太郎は、仕方なく傍にいるはずの羊野に何か気付いた点があるのかを聞く。だが当の羊野は真っ赤な鳥居の真下にある円形にして120センチのマンホールの蓋に手を掛けながら蓋を開けようとしたり、天馬寺まで続く渡り板のような木の板を足でコツコツと踏みつけてみたり、目の前に聳え立つ赤褐色の鳥居を観察したりしながら何かを確認している様だった。


「何をやっているんだ羊野、マンホールの蓋をはずそうとしたり、天馬寺まで続く渡り板を調べ始めたり、鳥居を眺めて見たり、何か気になる事でもあるのか?」


「いえいえ、特に大したことではないのですが、このマンホールの穴って下は何処まで続いているのか見てみようと思いましてね、蓋を開けて見ようと思ったのですが、やはり素手ではこのマンホールの蓋は開けることは出来ませんわね。このマンホールの蓋を開けられるあの専用の鉄棒があるといいのですが」


「ああ、あのマンホールの蓋を開けられる専用の鉄の棒か。あれって一体誰が持っているんだ」


 そんな話を二人でしていると、目の前まで来た赤城文子刑事が勘太郎に二つの鉄の棒を手渡しながら話す。


「このマンホールの中はもう既に私達が確認済よ。この120センチの穴の円形は人が一人落ちるには丁度いい穴の大きさだから、マンホールの穴底がもし230メートルまで続いているのだとしたら人を真っ逆さまに真下の落下地点までダイレクトに落とす事が出来るわ。そう思ってこのマンホールの穴の中を覗いて見たんだけど、10メートルくらいの下の深さの下水道にはちゃんと下水が流れていたわ」


「そうか、橋桁がある北側のこのマンホールの穴は違うと言う事か。なら他の残りの西・南・東の方角にある三つの下水用のマンホールも同じだったのですか?」


「一般の信者達が住んでいる宿舎がある西側のマンホールと、天馬寺の裏倉庫がある南側のマンホールの穴の二つは特に変わりはなかったけど、昨日勘太郎が早見時彦修行僧なる人物と初めて会った崖と鳥居のある東側は少し様子が違っていたわ」


「一体どう違っていたんですか」


「東側のマンホールの下には大量の汚物水が溜まっていて下水道としての機能が完全に麻痺している状態だったわ」


「つまり、東側のマンホールの下水道は汚物水で詰まっていたと、そう言う事ですか」


「そう言う事よ。信者側の話では、いつか下水道に溜まっているゴミ詰まりなどを直して下水道としての機能を回復させたいと言っていたけど、まだ資金ぶりのせいでそこまで手が届いていないから直せないとも言っていたわ」


「確かこの東側のマンホールの真下には、天馬寺への物資を運び入れている荷物用のトンネルがあるんですよね」


「そうみたいね。でもこのマンホールからも人を落とす事は出来ないからマンホールの穴を使って人を230メートルの真下まで落とすと言う説は無いと言う事よ」


 深々と語る赤城刑事の話を聞いていた勘太郎は諦め気味に大きく溜息をつくが、当の羊野の方は何かに納得したのか「そうですか」と一言言いながら勘太郎が持っていた鉄の棒を奪い東側のマンホールの方へと歩いて行く。

「おい、羊野、何処に行くんだよ。もうすぐタイムリミットの十八時になってしまうんだぞ。今から行ってもろくに周りを調べられないんじゃないのか!」


「大丈夫です、直ぐに戻りますわ。だから黒鉄さんはそこで何の成果も出せずに惨めに落ち込んでいる川口警部でも慰めて置いて下さい!」


「誰が惨めに落ち込んでいるって、この悪徳羊がぁぁ! どうせお前も何も分からなかったんだろう。なら立場的には俺と同じだろうが!」


 そんな川口警部の叫びを背中に受けながら羊野は東側の方へと消えて行く。


「川口警部、落ち着いて下さい。とにかく今は一分でも時間を無駄にしないようにこの橋桁付近を重点的に調べましょう。微力ながら俺も手伝いますから」


 そう言うと勘太郎は、川口警部・赤城刑事・山田刑事らと共に橋桁や鳥居の周辺を調べ出す。


「……。」


 十数分後。最後に天馬寺まで続いている道の様な渡り板の一部を外した勘太郎達四人はその下が一体どうなっているのかを確認したが、その下は横幅一メートル、深さ三十センチに連なる溝穴があるだけだった。たまたま通りがかった信者の証言によればその溝穴は降ってきた雨水を崖のある方に逃がす為に作られた排水溝との事だ。


 空が暮れ、登っていた太陽が西の山の方へを消えようとしている時、捜査を切り上げる為に川口警部が仕方なく声を上げる。


「もう直ぐ約束の時間だ。仕方が無い、今日の所はもう引き上げるぞ。何も証拠となる物を見つけられなかったのは非常に残念だが、今回は潔くこの山を降りるぞ!」


 その川口警部の言葉に話を聞いていた山田刑事は悔しさをにじませながらつい愚痴を溢す。


「結局、人を空から落とす事の出来るとされる天空落下現象の謎は解明されなかったな。これだけ天馬寺周辺を探しても人を空に飛ばせる様な物は何一つとして見つからなかったんだから、やはり神がかり的な力は存在するのかもしれないな。天馬教とその創設者でもある高田傲蔵和尚と言う人物は本当に恐ろしい存在だぜ。沢山の狂信的な信者達に支えられているそのカリスマ性だけではなく、自分に敵対する人々をその言葉一つで勝手に祟りと評して殺す事が出来るんだからな。それは恐れられて当然だし、今後高田傲蔵和尚の予言を恐れて少なくとも長野県警の警察は、今後無闇にこの天馬寺の事件に手は付けなくなるかもな」


「何を馬鹿な事を言っているんだ、山田。この件にはあの円卓の星座の狂人が我々に宣戦布告をしているのだぞ。そんなふざけた狂人を住まわせるあの高田傲蔵和尚とか言う胡散臭い生臭坊主に我々が怯む訳にはいかないだろう。例え我々だけになったとしてもこの天馬寺の謎は解き明かして見せるぞ!」


「そんな事を言われても天空落下現象の謎は全く分からないし、その謎を追究しようとした人々は皆その後天馬様が操る天空落下現象で亡くなっているし、このまま天馬寺に関する捜査を続けていたら俺達だってその命は危ないですよ。ここはちょっと捜査の仕切り直しをして天馬寺への捜査はもっと慎重に動いた方がいいのではないでしょうか」


「何ビビってんだよ山田、俺達警察が犯罪者の巧妙な罠や脅しに屈する訳には行かないだろうが。もっと気持ちを強く持たんかい!」


 天馬様の祟りに怯える山田刑事の胸ぐらを掴んだ川口警部は激しく檄を飛ばすが、そんな川口警部の手を赤城刑事が止める。


「川口警部、落ち着いて下さい。何も山田刑事も捜査を諦めると言っている訳では無いんですから。ただ、今後の捜査の見直しを一からした方がいいと言っているだけですよ。勘太郎も見てないで川口警部を止めてよ!」


 そんな三人のいざこざを見ていた勘太郎は、何やってんだこいつら……と言うような視線を向けていると、嫌がる羊野の手を引きながら春ノ瀬達郎修行僧が血相を変えて勘太郎達の元に歩いてくる。その顔は恐怖と不安とで溢れ、近づいて来るたびにその緊迫した状況が直ぐに分かるほどだ。

 その春ノ瀬達郎修行僧と羊野の後ろに有田道雄修行僧と早見時彦修行僧、そして最後に高田傲蔵和尚が続く。どうやら橋桁付近にいる川口警部達をわざわざ見送りに来たようだ。

 そんな時間が迫る中で羊野を勘太郎に突き返した春ノ瀬達郎修行僧は、緊迫した表情で叫ぶ。


「あなた方はいつまでこの天馬寺にいるつもりですか。もう夕陽が沈もうとしているのに……このままではまた天馬様が山を下りて人をまた沢山殺してしまう。あれは何としても誰かが止めなけねばなりません!」


「ですが、その天馬様の正体が俺達には分かりません。もしかしたら春ノ瀬達郎さんは天馬様の正体について何か知っているのですか?」


 その川口警部の質問に春ノ瀬達郎修行僧はどことなく悲しい顔をしながら話だす。


「いえ、その正体については私にも分かりません。ですがあの天馬様は私が近い内に必ず何とかして見せます。だから今は今だけは皆さん山を下りてください。お願いします!」


「何とかするって、具体的にはどうするつもりなんですか。その馬人間の正体も分からないと言うのに?」


「その答えは明日の朝には出ると思います。だからそれまでは、今夜だけは、そっとして置いて下さい。お願いします」


 丁寧に深々と頭を下げる春ノ瀬達郎修行僧のその態度に勘太郎は何か嫌な物を感じ思わず話かける。


「春ノ瀬達郎さん、あんた一体何を考えているんだ。まさか一人であの強欲なる天馬と戦うつもりじゃ無いだろうな。もしそう考えているのならそんな馬鹿な考えは絶対にやめるんだ。あの馬の狂人はあんたが一人でどうにか出来る奴じゃない。とても恐ろしい空中落下と言う殺人トリックを操る異常者だし、接近戦でもなんの問題もなく戦える戦闘技術を有した棒術の達人だからな。それに奴の性格がまだよく分かってはいない。その時によってコロコロと性格が変わるから不気味でならないぜ!」


 そんな勘太郎の言葉に高笑いをしながら高田傲蔵和尚が話だす。


「カカカカーっ、何を言うのかと思えば天馬様を止めるだと。達郎修行僧、お前にそんな事が出来る訳が無いだろう。天馬様は常にお前の心の内など全てお見通しなのだからな。例え天馬様に刃向かう行動をしていたとしても人の心の内を見通す事の出来る天馬様には全てが筒抜けなのだよ。余りそんな暴言をかましていたら天馬様の教えに刃向かう者と認識されてお主の一人娘があの世に連れて行かれるかもしれんぞ。まあ、ワシとしてはそんな不幸な結果となる事だけは避けたいがな。他ならない我らが同志、春ノ瀬達郎修行僧の娘さんでもある事だしのう」


 その脅しとも言える高田傲蔵和尚の言葉に春ノ瀬達郎修行僧は何かを言いたげに高田傲蔵和尚を見つめているだけだったが、その視線を再び勘太郎と羊野へと向ける。


「黒鉄の探偵さん、分かっていますよね。今から早く戻って桃花の奴を守ってあげて下さい。今夜だけ……今夜だけ守ってくれたら天馬様はその名の通りに空の彼方に帰りますから。私は今から部屋に隠ってもうこれ以上は人を殺さないようにと天馬様に祈りを捧げます。だから、だから、お願いします」


「天馬様が空に帰るって……それは一体どう言う意味ですか?」


 何やら悲痛な声で話す春ノ瀬達郎と勘太郎の会話に高田傲蔵和尚が割って入る。


「カカカカカカーっ、無駄、無駄、無駄、何をやっても無駄だよ。天馬様にいつも監視されているお前は絶対に天馬様の正体に迫る事など出来ないのだよ。お前は天馬様を裏切る事は絶対に出来ないし、ましてやその神の呪縛から逃げる事など到底不可能なのだよ。いい加減にその事に気付いたらどうだ。達郎修行僧よ!」


「高田傲蔵和尚、五年前、貴方に出会ってしまったのは私の不幸でした」


「カカカッ何を言うか。せっかく天馬様が巡り合わせてくれた運命では無いか。ワシ達は出会うべきして巡り合ったのだよ。そうこれは神がお決めになった運命なのだ!そしてその瞬間ワシは天馬様に選ばれたのだ!」


 そんな高田傲蔵和尚の演説の様な言葉を聞きながら、傍にいる有田道雄修行僧と早見時彦修行僧は静かにそして不自然に春ノ瀬達郎修行僧を見る。その光景は何だか不気味で、まるで春ノ瀬達郎修行僧を監視している様にも見えた。

 勘太郎と羊野、それに話を黙って聞いていた特殊班の三人の刑事達が呆然としていると、高田傲蔵和尚が背を向けながら叫ぶ。


「他の残りの長野県警の刑事達は皆特別に荷物用のエレベーターを使って下に下りて貰ったぞい。この天馬寺の長い石階段を再び下りるのは中々大変だと思ってのう。そんな訳でそろそろ閉門の時間じゃ。天馬様の謎が掴めず残念だったのう。まあ、そんな謎は最初から無い事は分かっていたし、今後は天馬様の神の奇跡を疑うことはやめる事だな。皆が天馬様の教えやその存在を信じれば天馬様とて無闇に人に天罰を下したりはしないのだからな。とは言え神を疑い愚弄した罪はそれなりに取っては貰うがな」


「それは一体どう言う事だ?」


「さあな、それはワシにも分からんよ。だが、今回の警察の行きすぎた行動には天馬様が何らかのアクションを近いうちに起こすかも知れないと言う事だよ」


「神の罰だとう。まさか狂人ゲームで負けた者に対するペナルティーの様にまた誰かを殺すつもりじゃ無いだろうな!」


「狂人ゲームだと……なんの事だかよく分からないが、ワシはただ天馬様の予言のお言葉を聞き、それを告げるだけだよ。フフフフフ、それにしても皮肉な事にこの家宅捜査を経て天馬様の奇跡の力はまた一つ絶対的な真実へと昇格したぞ! はははは、神だ! 我こそが神の代弁者だ!」


 まるで狂ったかの様にそう絶叫すると、高田傲蔵和尚は有田道雄修行僧・早見時彦修行僧・そして春ノ瀬達郎修行僧の三人を引き連れながら天馬寺のある方へと歩くのだった。

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