05. Michel - ミシェル -



うーん……何だか上手くまとめられなかったですねー。

ま、いっか。


今回ミシェルには複雑な内面の役を担当してもらいました。

本当は他の登場人物と同じように、こういったバックボーンはおいおい描いていきたかったのだけど、今回のミシェルの話だけは母親との関係がどうしても必要だったので、ちょっと重めの話になっちゃったかもしれません。


ママンのモデルというか存在自体のイメージはねえ、デヴィッド・ベイリーという有名な写真家のミューズであった、ジーン・シュリンプトンという60'sに活躍した実在のモデルさんだったりする。(私生活でも彼の恋人だった時期もあり)

「欲望」(原題『Blow up』 '66)という古いイギリス映画をご存知の方なら「ああ!」と思われるかも。映画のあの写真家は彼をモデルにしたと言われています。


でも脳内ママンの醸し出す雰囲気としてはもっと何て言うか、それこそミシェルがキャサリンのメイクにイメージしたブリジット・バルドーっぽい、妖艶で子悪魔的な人をイメージしております。


んでもって、ママンが今付き合ってるジョルジュというろくでなしの男は、

大好きなジャン=ユーグ・アングラード様をイメージ(笑)

ジャン様ってばもう御歳55歳なんですね~!(2019年現在64歳!)

きっと素敵な不良ジジイになって下さるに違いない!との期待を込めて脳内ジョルジュさんになって頂きました。

ここカクヨムさんには写真貼れないのが残念です。



今回の1曲は、ミシェルが朝のシャワータイムに流していたレニー・クラヴィッツを。

まあ要はワタクシが大好きな曲なんですけどね笑


Lenny Kravitz / It Ain't Over 'Til It's Over


https://youtu.be/TmENMZFUU_0


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