第45話 2人の気持ち⑦
「はぁー!?」
いきなりの大声でビクッとなる西川さん。
「ごめんなさい。急に叫んじゃって」
別に怒ってないと首を横に振る西川さん。
「ちょっと、準備してくる」
5分後
紗季はジャージ姿になって両手にはグローブをしていた。
「いまから、その大智って人の甘ったれた根性を叩き直してくる。どこに住んでるんですか?」
「………」
何も答えない西川さんをみて質問し直す。
「もしかして、どこの誰かも知らない人」
コクリと頷いた西川さんをみて少し呆れた紗季だった。
いくら、さくまにぃを使って脅されていたと言っても全く見ず知らずの男の言うこと普通は聞いてしまうものなのか?
そんな風に考えて呆れつつもそれほど、さくまにぃの事が大切で大事で好きなのであろうと分かった。
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