第21話
振り下ろす
横になぐ
突き出し
振り上げる
後ろに下がり
かがみ
足をだし
転がる
片手に重心をよせ
足を大きく回し上げる
そして前に出て
振り下ろす
繰り返される動きは
剣舞のように洗練され
戦いを忘れて見入る
物言わず戦士と残り続けて舞う
荒々しい雰囲気は研がれて
刺々しい空気になる
そのなかでただ一組
止まることなく
刃を打ち合わせる
羨望と情景と絶望と
希望と
戦士らはただ立ち尽くし見つめる
はじまりを知らず
おわりを知りたくない
変わらない日常が
願望と呪いの土地で
選択の時を迎えた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます