死神に願いを




天の邪鬼な君に

真新しい招待状を送り付けよう


そのままじゃ面白味がないから

わざと少し傷を見せて


僕なりのちょっとした遊び心を受け取って




快楽をあげるよ

僕の死を君にあげるよ


常に隣り合わせなはずなのに

今まで挨拶にも来なかった腹いせに

僕の死に様を見せ付けてあげるから




きちんと堪能して

意味のない人生だったと評価してほしい


「どうせ、来世にも期待できないでしょう」

そう言って笑い飛ばしてほしい




早く、僕を迎えに来て

早く、僕を救いに来て


どうしようもない僕を

君を傷付けることしか出来ない僕を

殺しに来て


僕の血をその刃に染めて

その他大勢の中に放り込んで




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