エピローグ─それぞれの世界─
フランスの朝食は、塩味の利いたものはほぼ食べない。ホテルで出される食事も、甘いものしか置いていない。カルチャーショックというほどでもなく、すぐに慣れた。もともと甘いものは好きだった。
扉を叩くと顔を出し、ボンジュール、と掠れた声で挨拶を交わす。
今日の朝食は、クロワッサンとエスプレッソだ。フランスでは、一家に一台というほどエスプレッソマシーンがある。クロワッサンは昨日の夕方に購入したもので、軽く炙ると芳ばしい香りがした。そして朝食作りに時間をかけないのもフランス流。楽でいい。
今日は自由時間だ。最初はなかなか掴めなかったペースも、今では休みも謳歌できるようになっている。今日は久しぶりの再会に、胸が踊っていた。
南フランスにあるカンヌといえば、映画やリゾート地としてとても有名だ。アジア人の観光客も多い。ル・シュケ地区は観光地からちょっと離れた場所で、曲がりくねった路地や急な階段が多い旧市街地。同じカンヌなのに、少し離れただけで人の気配が一気になくなる。初めて足を踏み入れたときから、とても好きになった。
「ボ、ボンジュール……」
遠慮がちに話しかけてきたのは、アジア人だ。
「英語に切り替えましょうか?」
「できれば……英語も下手なんですけど。フランス人は英語を話してくれないんです」
「話しませんよ。話せる人はほとんどいません」
「そうなんですか……旅行で来たんですか?」
「住んでいます」
「ここに行きたいんです」
土地勘があると分かると、女性は地図を広げて見せてきた。俺も顔を近づけて覗き込む。
「道沿いに坂を下りて、右に曲がって下さい。この通りは詐欺が多いので、気をつけて下さいね」
「ありがとうございます」
女性は両手を合わせてお礼を言う。俺も手を合わせると、警戒心むき出しだった女性は微笑んだ。
軽装の女性の腕に見えるのは、何かの刺青。一年も前の出来事が鮮明に蘇り、思わず声をかけてしまった。
「あの……その刺青…………」
「ああ……親に入れられたんです。気持ち悪いでしょう? 私の趣味じゃないんですよ」
女性は袖をめくり、刺青を見せてくれた。
天使と蛇と蝶がいる。かきむしったのか、刺青の上には爪で引っかいた跡が残っていた。
「何を意味するんでしょうね……タイでもたまに見かけるんです」
「俺は見たことがないです」
意外と平常心のまま、答えられた。
女性はありがとう、ともう一度お礼を言い、長い坂を下りていった。
女性が見えなくなるまで眺め、俺も慣れた坂を下っていく。
一年前の俺ならば、坂から突き落としてやりたい衝動に駆られていただろう。怒りも悲しみも風化したわけではないが、成長だと捉えたい。そもそも、彼女に罪はないのだ。
待ち合わせまでまだ時間はある。カフェで待っているとメールを送り、焼きたてのパンの香りを漂わせている店に入った。
──もうすぐ着く。
小さな画面を見ながらにやにやしていると、前に座るアジア人に不審な目で見られてしまった。
コーヒーは飲んだばかりなので、クリームたっぷりのココアを注文した。お酒にばかり触れていると、甘いものを頼みたくなる。
フランスはアジア人が多い。俺もそのひとりだが、引っ越したときは外れの人間という目で見られることが多かった。それは自分が心を開いていないからで、近所の人に「ボンジュール」と発音よく話しかけたときは、目の色を変えたのを覚えている。あなたフランス語はいけるクチね、とフレンドリーに態度が変わった。
それからというもの、店に入っても近所で人とすれ違っても声をかけるようにしていたら、不思議と仲良くなれた。フランス語を話す人間には悪い人はいないと、酒を片手に豪語するフランス人もいた。
冷たいわけではないが、警戒心が強いですね、と大ボスに話してみると、大まかな理由は二つあると教えてくれた。
一つ目は、フランス人は公用語である英語を話せない。ボス曰く、フランス人はプライドが高く英語を知っていてもあえて話さないと言っていたが、実際は違う面もあるのだと知った。
もう一つは、アジア人による集団事件だ。詐欺だったり空き巣だったりと、金の亡者が寄ってたかってフランスという美しい国を蝕む。日本以上に警察が機能していないとなると、無法地帯と化してしまう。そのせいで、アジア人に対する偏見を持つ人が多くなるのだそう。
そして、今もこうして偏見を増大させる出来事。クリームの『ましまし』はよくても、こういう偏見『ましまし』はいただけない。
賑わうカフェに、いかにも強盗ですと言わんばかりの頭巾を被った人たちが現れた。身長と体格は俺より小さく、一人相手ならなんとかなりそうだが、右手には小型のナイフと数の暴力だ。一気に五人も来られたら、店内が狭くて仕方ない。
「金」
逃げる数人を止めようとしないのは、完全にお金だけ目当てだからだ。片言のフランス語をばれたくないのか、必要最低限の単語を口にする。
こんな状況になるのは二度目だ。思えば、あのとき俺が銀行に行っていなかったら、銀行強盗に会わなかったら、どうなっていただろう。日本で就職をし、結婚して、政府の望む子宝に恵まれた人生を送っているのだろうか。
例え二回似た状況になっても、命の危機ともなれば脳が正常に動かないし、心臓が変な鼓動を鳴らす。男の一人が老婆の腕を引き、ナイフを突きつけた。店員は焦りからか小銭を落とし、二人の男はもったいないと、しゃがんで拾い始める。
店員の一人が奥からやってきた。持っているフライパンで老婆を掴む男を斜め上から叩きつける。大きな音が合図となり、俺は椅子から立ち上がるとしゃがむ男の一人に踵を落とし、もう一人は別のフランス人が頭を蹴る。そして数人の男が乗りかかる。
「一人逃げた!」
俺が叫ぶと中にいた人は一斉にドアを見る。だが動けそうな人はもういない。店内にいる人は、手が塞がっているか腰を抜かしているかのどちらかだ。
ドアが勢いよく開いた。開けたのは強盗ではない。金髪のロングヘアーとピンクのリボンを揺らめかせ、全身からイケメンオーラを漂わせた男性が入ってきた。強盗はドアに全身をぶつけ、床に伸びた。
外にいる人が呼んだのか、次々と警察官がやってきて、御用となった。わずか数分の出来事だった。
テーブルにまき散らされた誰かの飲みかけのコーヒーが、床に零れている。鞄を避難させていると、床にピンクのリボンが舞った。
拾って持ち主に渡そうと顔を上げると、両手を広げて目の前に立っている。
求めているのはリボンじゃない。俺もめいっぱい腕を広げ、彼の胸に収まった。
「あー! すっげーびっくりした……銀行強盗事件思い出してたよ……」
「お前と出会ったときも、このような出来事があったな」
「口からココア出そうになった……」
「甘い香りがする。一年ぶりだな」
何か変わったかといえば、俺は気づいている。触れていいものか迷ったが、その姿でいるのだから、口にしないのも失礼だろう。気を使う間柄ではない。
「カラコン外したのか?」
「ああ。お前がフランスに渡った日に」
「じゃあ一年もそのままか」
ルイの目はフランス人にしては珍しく、両目とも黒い。それが原因で、幼少期はブラックアイキッドだといじめにあっていたのだという。そのせいか、ルイは人と目を合わすのが苦手だった。
「見慣れないけど、すぐに慣れるよ。目の色が変わっても、相変わらず綺麗だなあ」
「人たらしのフランス語を学ばせるために部下をここへ見送ったわけではない」
「分かってるって。一年びしっと勉強しました!」
嬉しくて嬉しくて、会えたのがどうしても嬉しくて。我慢できずにもう一度ハグをすると、ルイは背中を何度も叩いてくれた。
感動の再会をしている背後では、強盗たちが警察官に引きずられるように出ていく。何か聞かれる前に、俺たちはこっそりとカフェを後にした。
「一年間なにしてた?」
「カクテルを作り、日本中を回っていた。普段と変わらん」
「俺もそんな感じ。毎日カクテル作りだよ」
俺はユーリさんの家に居候している。仕事のときは二人で店に出向き、俺は専ら掃除や皿洗い。そこでユーリさんの腕を盗み、家に戻ってひたすら練習。休みの日も練習。ユーリさんは横から茶々を入れる。カンヌは家賃代も馬鹿にならないのに、カクテルの材料費もユーリさん持ちだ。せめてご飯や掃除はさせてほしいとお願いしたところ、にっこり笑って頷いてくれた。
「カクテルの腕前は分からないけどさ、チーズを切るのは上手くなったかな」
「それならば後でいただこうか」
ルイは迎えを呼んでいたのか、通りにリムジンが停まった。中からサングラスをかけた男性が出てきて、ドアを開ける。
「お久しぶりです。ルイ様、花岡様」
「ああ」
「お久しぶりですね。元気でした?」
「中へどうぞ」
見事な受け流しだ。答える気は微塵もないらしい。真面目な仕事人はかっこいいと思う。
今日はこれからルイの実家で晩餐会に参加することになっていた。俺とルイとでは「上司、帰りに飯行こうぜ」的なノリで焼き肉を食べに行ったりしたが、晩餐会とつく食事は初めてだ。どんな高級スーツが必要か、ブランドのスーツは一着あると、自分が買ったわけでもないのにちょっと自慢げにメールしたら「私服でこい」と単調メールが届いた。それでもディミトリ氏とは、メール友達のままだ。
「シャンパンは飲むか?」
「飲まない。酔ってディミトリさんに白い目で見られたくないし」
「ならお茶にしようか」
今日は晩餐会の他に、目的があって彼の実家に行く。酔いで手元を狂わせたくない。
リムジンの中で、一年間のフランス生活をこれでもかというほど語った。大した話じゃない。朝食は甘いものばかりだとか、エスプレッソをよく飲むようになったとか。アジア人の友人は一人もおらず、フランス人の友人が何人かできた話も。
ルイは黙って耳を傾けていたが、首の角度がおかしくなっている。子守歌を歌い始めると笑い声が聞こえたが、次第に寝息を立て始める、俺も横で、しばらく目を瞑っていた。
ルイに起こされると、懐かしの景色が広がっている。外はミモザの香りで、胸いっぱいに吸い込んだ。
「ルイ様、花岡様、お待ちしておりました」
メイド二人が出てきて、部屋まで案内してくれた。メイドのいる家なんて、何度来ても慣れない。
部屋に荷物を置く前に、まずは兄貴の部屋のドアを叩いた。
「こんにちは、ディミトリさん」
「ああ」
ディミトリ氏は書類から目を離し、立ち上がる。
「十九時に食堂に来てくれ。以上」
「ええ……それだけですか? あ、飴食べます? これ日本のなんですけど、美味しいんですよ」
「いらん」
「そんな甘くないですよ」
ポケットに入っていた抹茶味のキャンディーを、無理やり机に置いた。きっと食べてくれる。俺はポジティブ。疲れたときは、甘いものが一番だ。
スイートルームのような部屋に荷物を置いて整理していると、晩餐会まであと十分となった。
ルイの部屋に行こうか迷っていると、先にルイが扉を叩く。
「久しぶりの実家はどう?」
「こう、広すぎると落ち着かない」
「はは、日本のアパートが狭すぎるから余計にそう感じるのかも」
「わざわざ持ってきたのか?」
「おう」
ルイは俺のスーツケースの中身を見て、驚いている。重みのある瓶がずっしりとしていて、ボストンバックを選ばなくて心底良かった。それらを冷蔵庫にしまい、食堂へ移動した。
夕食は和やかとまでは言い難いが、一方的な俺の話に何度か相づちを打ってくれるし、ルイは質問してくれる。
こうなったらディミトリ氏の眉間に皺が刻まれるまでとことん喋ってみようと意気込みを入れたのに、結局寄ることはなかった。
「あー、あの、ディミトリさん」
「なんだ」
「ちょっといいですか? ディミトリさんに、プレゼントを持ってきたんです」
片眉を上げ、持っていたワイングラスを置く。
「ちょっと待っていて下さい」
今日のことを相談したのは、一番はルイだ。
数年間の悩みを打ち明けていいものか、俺が勝手にディミトリ氏のプライベートを話すのはどうかと面倒なほど前置きをしてルイに話したところ、ルイは一言「知っていた」。
どこでどう知ったのかは分からないが、兄弟同士、知る機会は山ほどあったのだろう。
一度部屋に戻り、冷蔵庫から例のあれこれを担いで食堂に行くと、ルイは氷やボウルをキッチンから持ってきてくれていた。
「俺、フランスに来て一年もバーテンダーとして修行をして、ちょっとは上手くなったんですよ」
テーブルには、カクテルを作る道具一式と、使う液体は三種類。ウォッカ、ブルー・キュラソー、レモンジュース。ブルー・キュラソーは柑橘系の香りが強く、柑橘とかけ離れた青色の液体なものだから、初めは不思議で仕方なかった。
シェイカーにそれぞれの液体を適量ずつ注ぎ、氷の音を聞きながら振る。ルイもユーリさんも、よく音を聞いている。回数も大事。音も大事。こればかりは感覚しかない。
シャンパングラスにシェイカーを傾けると、美しい青色の液体が注がれた。
「ブルーラグーンです」
ディミトリ氏は無言で受け取り、何度かシャンパングラスを回した。
喉が鳴るまで、俺もルイも、キッチンから顔を覗かせるシェフも、みんな緊張を持っていた。
「……美味しい」
緊張の糸が解け、テーブルに手をついた。
「ふー……よかった」
「謙遜しなくていい。充分に美味しい」
「ありがとうございます。ルイやユーリさんにも褒められるのは嬉しいですけど、別の目線というか……とにかく嬉しいです!」
「それで、何が目的なんだ」
淡々と言われると、咎められるよりくるものがある。
俺がどうしようとヘルプを送ると、ルイは立ち上がった。
「盗まれたものを取り返しました」
日本語だ。今までフランス語で話していたのに。
ルイはブレスレットを彼に渡すと、ディミトリ氏も受け取る。
「ベルナデットが盗んだものはそれだけです」
「ああ。こちらもあらかた戻ってきた」
椅子に座ろうとしないルイに、怪訝な表情で目を細めた。
「お話がございます。家業の件に関してです」
「なんだ」
「あなたでなければならない理由がありますか?」
「私以外、誰がいる」
「あなたではなくても、ドルヴィエの血を受け継いだ人間はいます」
「……………………」
「上手く通じていないようなのではっきりと申し上げますと、現在、お付き合いしている方はいらっしゃいますね」
初めて、ディミトリ氏の眉間に皺が刻まれた。俺のどうでもいい話にも、静かに食べたいであろう晩餐会へ喧騒をもたらした俺に、ろくな反応すらしなかったのに。
「お前には関係のない話だ。私の縁談の話は滞りなく進めている」
「いい加減、時代遅れだと気づいたらいかがですか?」
「なんだと」
「家業を独りで背負うあなたの幸せを考えろと言っています。あなた個人の幸せをです。家業を押しつけた私が言うのもおこがましいですが、」
「お前は関係ない。長男である私が背負うべきだろう」
なんとまあ、戦国時代の武士みたいな人だ。堂々巡りで、これ以上話しても絶対に埒が明かない。
ルイと目配せし、カクテル一式とは別に持ってきたノートパソコンを出した。俺にとってはカクテル作りが本番でもあり、こちらも大きな意味を持っている。
『ディミー?』
彼をそう呼ぶ、ひとりの男性。俺は一度対面したことがある。
画面には、モデルのような美しい男性が映っている。ルイとはまた違った美しさで、シャツに浮き出た筋肉がかっこいい。
「お前…………」
「私は彼の存在を知っておりました。連絡を取り合っていましたから。相談を受けていたのです」
『ディミー、誕生日おめでとう。ごめんよ、そっちに行けなくて』
「…………構わん」
『君の弟から家業のことも、君がひとりで背負おうとしていることも、全部聞いた。僕に話したこととまるで違うじゃないか。本当は直接会って言いたかったことがあるんだ。ディミー、僕と結婚してくれないか』
美しい男性は画面越しに、正方形の箱を出し、中を開けた。
『君が守ってきた宝石に比べれば、大したものじゃないと思う。でも、想いは負けていないよ。どうか、僕の提案に乗ってほしい』
メイドも、シェフも、一丸となって見つめていた。
「…………考えさせてくれ」
返事は保留。けれど、俺はすでに答えが導き出しているんじゃないかと思う。彼の震えた声は「はい」と言っているような気がした。
「あー、疲れた」
ベッドに倒れるように寝ると、身体が面白いほど沈んでいく。
身体は疲れているのに、頭は妙に冴えきって眠れない。
あれで良かったはずだ。家業のことは口出しできなくても、ディミトリ氏の人生についてはあれこれ言わせてほしい。義兄のようで、少なくとも俺は慕っている。
俺とルイからの誕生日プレゼントを、喜んでくれると嬉しい。
「どうぞー」
確認しなくても、扉の叩き方でメイドか上司か分かる。この場合は後者だ。
「今夜、ここに寝てもいいか?」
「え? うん、いいけど」
ベッドもソファーもある。移動しようとしたら制され、バスローブ姿のルイは隣に寝転ぶ。百八十センチ超えの成人男性が隣に寝ても、まだ余裕はあった。
「ありがとう」
「どうした? 急に」
何に対するお礼なのか、ひねっても出てこない。
「兄のことだ。私ひとりでは勇気が出なかった」
「これくらいさせてくれよ。むしろドルヴィエ家にかなり首突っ込んじゃってるし、今さらって感じ」
「そうだな」
ルイとふたりっきりになるのは久しぶりな気がする。一年ぶりのルイを堪能しようと顔を向けると、思っていた以上に顔が近かった。
「大人になったな」
「そうか? 自分じゃ全然分かんないよ」
「社会人の顔になった。前は学生が抜け切れていなかった」
「親みたい」
「お前の姉が心配していたぞ。ちゃんとご飯食べているのかどうか」
「俺の家族と連絡取ってるのか。むしろフランスのご飯って甘いものが多いし美味しいし、ダイエットが大変だよ」
「頑張っているな」
頭を撫でられている。子供ではないのに、誇らしい。そして嬉しい。
「ルイは? 俺がいない間、何か変わったことはある? アルバイトを雇うべきだって言っても雇う気ないし」
「お前がいない間、私も成長した」
「おっなに?」
「実はな、」
ルイは顔を近づけた。子供同士の秘密の共有みたいで、なんだか楽しい。
「納豆が、食べられるようになった」
ルイは今まで見たことのない顔で笑い、つられて俺も声を出して笑った。
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